このブログの開設から1週間が経過した。
表題の通り、わたくし・テルミナ™がこのブログ「Telmina's notes」を開設してから、本日で1週間となります。
このブログは、分散型ブログエンジン「WriteFreely」の有料ホスティングサービス「Write.as Pro」によって開設されたものです。私自身、まだまだこのシステムに慣れたとは言いがたいのですが、最初の1週間の使い心地は上々と言えるのではと思っております。
自分が初日に「Hello World!」という記事に書いたとおり、自分が「Write.as Pro」を選択した理由は、次の通りです。
- シンプルかつ分散型のブログに触れてみたかった。
- 自分でVPSを借りて「WriteFreely」を導入するよりもコストを抑えられる上に、自分でサーバのメンテナンスをせずに済む。
- 現在も契約中のレンタルサーバを使えば、追加料金なしでWordPressを使えることはわかっていたが、過去の経緯の関係でこれについては金輪際手を出したくない。
残念ながら、「分散型」のメリットについてはまだ活かせてはいないものの、元々機能を絞っていると割り切れば、非常に使いやすいシステムだと思っています。特に、コメントやトラックバックといったスパムの温床となる機能が実装レベルで存在していないのは、過去に自分が開設していたブログで頻繁にスパムや悪意のあるコメントに悩まされ続けていた私にとっては非常に有益だと思っています。いちいちコメントをチェックする手間も省けますしね。
それ以外に、1週間このブログを使った上での感想を述べたいと思います。
長所
何より軽いこと
投稿画面は非常にシンプル。書くことに専念できます。当然余計なものがないから動きも軽快です。
先述の通り、コメントやトラックバックといった(自分にとっては)余計な機能がないのも良いことです。
裏を返せば、日本国内で展開されているレンタルブログに慣れてしまった人や、WordPressを使っていて機能拡張用のプラグインを大量に導入していた人(かつての自分もそうでした…)にとっては、物足りなさを覚えるかも知れません。
Markdown記法、慣れれば意外と使いやすい?
…といいつつ、自分はまだ基本的な記法しか覚えていませんが、それでも普通の文章であれば十分書けます。
もちろんHTMLの埋め込みも可能ですので、Mastodonのトゥートの埋め込みコマンド等もそのまま書けます。
Markdownについては、まだまだわからない点もあるので、それについては後述します。
工夫が必要な点
一度下書き保存しないと予約投稿できない
自分が当初「Write.as Pro」、というより「WriteFreely」を導入することを躊躇した最大の理由は、予約投稿の方法がわからなかったということです。
その後、ちゃんと公式のドキュメントに方法が書いてあることを、Mastodonにてフォロワーさんに教えていただきました。
要するに、いったん「Anonymous」の記事として保存したあと、その記事の編集をおこない、そこで投稿日時を変更するというものです。
なお、「WriteFreely」でいうところの「Draft」が、「Write.as Pro」では「Anonymous」に相当するのだそうです。
投稿日時に未来日を設定し、そのあと公開対象のブログに対して「Publish」すれば、指定した日時になるまで投稿は出現せず、予約投稿という扱いになります。
記事のタイトルを日本語にするとスラッグが意味不明になる
自分は記事を書くときに大抵タイトルを日本語にしますが、これをそのまま公開してしまうと、スラッグ(平たくいえばURLの一部)の内容が微妙に意味不明なものになってしまいます。
これを回避するには、いきなり記事をブログに公開するのではなく、まずは「Anonymous」に対してPublishして、その後記事の編集(Edit)をおこなう必要があります。
ただ、この時点ではまだスラッグの編集は出来ません。
まずは、スラッグ未編集の状態で記事を公開しないようにするために、投稿日時をわざと未来に設定して、その状態で公開対象のブログに対して「Publish」します。
そのあと、当該記事を編集します。そこではじめてスラッグを修正できるようになります。修正したら、投稿日時も記事を公開したい日時に設定し直し、「Publish」します。
慣れればどうってことないのですが、当初はずいぶんと混乱しましたね…。
メディアの添付に少々癖がある
「Write.as Pro」では、メディアの添付に「Snap.as」という別扱いのサービスを用いることとなります。なお、これは「Write.as Pro」のサブスクリプションに含まれます。
まず、アップロード画面で画像をアップロードしたあと、画像アルバムの中から画像を選択し、表示されるMarkdownのコードをWrite.asの投稿画面に貼り付ける、という流れになります。
なお、まだ試してはいないのですが、スマートフォンからも、端末内の画像をアップロードすることが出来るようです。
不明点
備忘録を兼ねて。
Markdown記法で、Write.asが対応しているものとしていないものは?
Markdown記法の中でも、Write.asで使えるものと使えないものがあるようです。
しかし、どれを使えてどれを使えないのか、まだ完全には把握できていません。
少なくとも、注釈に対応していないことは確認済みです。
また、リンクにタイトル属性を付加する記法についても、反映されたりされなかったりといった状況です。
いずれ時間があるときにでもまとめてみたいとは思いますが、そこまで気力が持たなさそう…。
「Snap.as」で対応しているファイル形式は?
とりあえず、Webで一般的な静止画像は使えるようです。
しかし、具体的にどの形式に対応しているのか、公式ドキュメントにも見当たりません。
自分は、ブログに動画をアップロードすることなどめったにないのですが、全くないわけではありません。Snap.asが動画に対応していないとしても、自分の場合はレンタルサーバに動画をアップロードして、それを読み込むHTML5のコードをブログに埋め込んでしまえばよいと言えばよいのですが、外出中にスマートフォンで撮影した動画をアップロードしたいという場面もあると思いますので、Snap.as側で対応しているようであればそれに越したことはありません。
これについても、気が向いたときにでも試してみようと思います。
あ、自分で「PeerTube」のサーバを立てるという選択肢は、自分にはありません。そもそも自前でサーバを立てるほど動画コンテンツを持っていたり作れたりするわけではありませんしね。もし自分がPeerTubeのお世話になるとしても、まず間違いなく他人様のサーバにお邪魔することになると思います。
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