Bluesky Social、ファースト・インプレッション
昨日より私も参加を開始した「Bluesky Social」、まだβテスト中かつ完全招待制ということもあり、16年前に最初にTwitterに触れたときや、6年前に最初にMastodonに触れたときのようなわくわく感はありません。
とはいえ、正式リリースされれば間違いなく賑やかになると思われます。
昨日1日使ってみた上での第一印象を述べて参ります。とは言いましてもまだたいした使い方は出来ていませんが…。
This image is created by NMKD Stable Diffusion GUI.
見た目こそTwitterに似ているが…
私はまだiOSアプリでしか参加していませんが、見た目は確かにTwitterとよく似ています。
しかし、まだβテスト中ということもあるのでしょうが、出来ることは限られています。
アカウントを非公開に出来ない?
今のところ、Twitterのようにアカウントを非公開にすることは出来ないようです。
もちろん、Mastodonのように投稿ごとに公開範囲を設定することも出来ません。
今はいいのですが、アカウントを非公開に出来るようにならないと、後々確実に困ることになります。スパマーや最初から悪意を持って絡んでくる輩に対する防御手段は、現時点ではありません。
1回あたりの投稿文字数は300文字?
1回あたりの投稿の文字数は300文字であるようです。
Twitterの140文字では少ないが、Mastodonの500文字だと多すぎると感じている人にとっては、ちょうどいい長さではあります。
もっとも、Mastodonの500文字になれてしまった自分にとっては、物足りなさは否めません。
画像添付は可能で、代替テキストの設定も可能。
1回の投稿に付き最大4枚の画像を添付出来るのはTwitterやMastodonと同様。
さらに、Mastodonのように画像ごとに代替テキスト(ALT)の設定も可能です。
ただし、Mastodonのように、即座に見せたくなく、興味を示した人に対してのみ、ワンクッションをおいて画像を閲覧可能にするような機能は、今のところないようです。センシティヴな内容の画像ではあるが拡散する必要があるといったときに重宝する機能なのですが、Twitterにはそもそもその機能がなく、Twitterの影響を色濃く受けているBlueskyでも恐らくその手の機能が実装されることはないでしょう。
投票機能等はない?
現時点ではアンケート機能は用意されていません。
まあ、アレの使いどころは限られますので、個人的にはなくてもいいかなと思っています。政治系の話題を扱うことになる場合、TwitterやMastodonのように選択肢が最大4個では足りなくなりますし、また、特に政治系の話題の場合は単なるエコーチェンバー効果を生み出すに過ぎませんからね…。
Link Cardの添付は任意
TwitterやMastodonですっかりおなじみとなったLink Cardですが、投稿の中にURLを貼り付けたときにリンク先がLink Cardに対応している場合は強制的に設定されてしまいます。また、複数のURLを貼り付けた場合にはどのLink Cardを貼り付けるのかを選択出来ません。
Blueskyの場合は、Link Cardの添付が任意になっています。
なお、複数のURLを貼り付けた場合でも、添付出来るLink Cardは一つのみではあるものの、貼り付けたURLの中から任意に選択可能です。かゆいところに手が届いていますね。
まあ、まだ日本語圏の人口は少なめだな
Bluesky、今のところサービス内で提供されている言語は英語のみなのですが、大半が平易な表現ですので、普段使う分にはそれほど困ることもないでしょう。
今後日本語でのサービスも提供されるのではないかと思われます。
ユーザの中にも日本語話者をちらほら見かけるのですが、まだまだ多いとは言えません。やはり圧倒的多数は英語で、非英語かつ非日本語の話者も時々見かけます。
日本人は以前からSNS好きと言われているようで、Mastodonでもかつては世界最大級のコミュニティの上位を日本のサーバが占めていたなんてこともありました。ですので、Blueskyのサービスが正式に始まり、自由にユーザ登録出来るようになれば、日本語圏はいきなり膨らむと思います。
IFTTTとの連携はまだ出来ない?
出来ることなら、現在TwitterやMastodonに流しているブログ投稿告知のようなことを、Blueskyでも出来ればいいと思っていたのですが、現時点では出来ないようです。
まあ、Mastodonでも直接は対応していないのですが、Webhookを叩くことで、ブログ等のRSSの内容を取得してMastodonに投稿することは可能になっています。それと同様のことをBlueskyでもやりたかったのですが…。
全般的に
まだβテスト中とのことで仕方ない面もあるものの、まだまだ改善の余地は大ありです。
日本語話者がまだまだ少ない上に、同好の士をまだまだ捜し当てられていないこともあり、ここしばらくの間はお試しでちょこちょこ使う程度に留まると思います。
なお、現時点では、私はまだ招待コードを発行することが出来ません。どうやら最初の配布がユーザ登録の2週間後で、その後2週間ごとに1枚ずつ配布されるようです。
そのため、私の場合、最初に招待コードを配布可能になるのは5月25日(木)頃となりそうです。
その頃になりましたら、「Bluesky Social」の招待コードを配布可能になる旨をブログやSNSで述べたいと思います。「Bluesky Social」に参加したいという方がいらっしゃれば、そのタイミングでお知らせいただければと。ただし配布枚数は1枚のため、複数の方からご希望がある場合、どなたに配布するのかについては独断と偏見で決めさせていただきます(ぉぃ)。
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