コロナ禍はまだ終わっていない
昨日、私は約2ヶ月ぶりに池袋に行きました。
相変わらず人が多くて歩くのにも難儀する街ですが、久々にサンシャイン通りや駅構内などを歩いていたところ、とあることに気づきました。
そう。視界に入ってくる人間の中で、マスクをしていない者の割合があからさまに増えているのです。
今年の3月13日以降、マスク着用が個人の判断に委ねられるようになったのですが、その直後の時点では大半の人間はマスクを着用していました。たまにマスクをしていない人間を見かけると、大抵中年以上の男性でした。
ところが、昨日街中などを歩いていたときには、ざっと見て3割程度の人間がマスクを着けていませんでした。それも老若男女を問いません。
恐らく冗談抜きで、マスクを着けずに街中を歩いている人間の大半の頭の中では、コロナ禍は終わったことになっているのでしょう。しかし実際はそんなことはありません。
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相変わらず、都内のコロナ罹患者は増加傾向にある模様です。
そもそも、来月以降に実施される新型コロナの「5類移行」にせよ、3月からの「マスク着用は個人判断」云々にせよ、本来であればコロナが終息に向かっていることを確認できてから実施すべきことだったのですが、実際にはそうではありません。
昨今悪法ごり押しで一般国民に対してはろくなことをしていない日本政府は、国民に「コロナ禍は終わった」と思わせて、コロナ終息を阻止しようとしているのです。そもそも本気でコロナ禍を終わらせる気があるのであれば、5類移行など論外もいいところで、わざわざ国民にマスクを外させるようなことを言う必要などどこにもないはずなのです。
それにしても、入管法しかりシステムそのものに欠陥のあるマイナンバーごり押ししかり、なぜ日本政府はわざわざ人を殺しに掛かるようなことばっかりするのでしょうか? コロナ禍もそうですが、やはりこの国の社会を人を活かすものに変えるためには、政権交代は必要最低条件です。政治に失望して選挙を棄権しても何も変わりません。世の中を変えることが出来るのは有権者たる我々なのです。