秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

そう言えば去年の今頃は都議選の結果について書いていたんだった。

このところモンハンの話ばっかりしているような気がしており、それ以外のブログネタはないものかと思い、1年前のブログ記事を読み返そうとしておりました。

 1年前の今日、私はこんなことを書いていたのですね。

 2021年7月4日(日)は東京都議会議員選挙の日でした。そして、翌5日(月)にはその結果が出て、護憲野党支持者としてはまずまずの結果が出たと安堵していたのでした。

 そして2022年。あと1週間足らずで、参議院議員選挙の投票日を迎えます。


 都議選の時には、当初自公で過半数の勢いなどと報じられていたようですが、結果は日本共産党と立憲民主党が躍進することとなりました。

 この参議院議員選挙でも、もう一度奇跡を見せて欲しい。

 今年の参議院議員選挙が終わると、今後3年間は国政選挙がないと言われています。任期4年の衆議院議員選挙は昨年おこなわれたため、国会解散とでもならない限りは3年間体制が固定されてしまいます。

 ましてや、自民党や公明党、そして野党でありながら政権与党寄りの日本維新の会や国民民主党などは、第二次世界大戦後の日本の民主主義の根幹をなしてきていた日本国憲法を、為政者や一部の特権階級に都合のよい国民を縛り付けるためのものに大改悪しようとしています。こうなってしまっては、戦後民主主義は名実ともに終焉してしまいます。最悪の場合、この参議院議員選挙が日本国最後の国政選挙ともなりかねません。

 自分たちの人権がなくなってから騒ぎ出しても遅いのです、この参議院議員選挙が、日本が民主主義国家であり続けることが出来るか否かを選択できる実質的に最後の選挙となります。憲法改悪の国民投票に持ち込まれてしまったら、憲法改悪の問題点を理解していない大半の国民はおそらく改悪賛成に回ってしまうことでしょう。こうなってしまっては手遅れです。

 日本国民よ、日本国憲法が掲げる基本的人権は空気みたいなもので実感がないかも知れませんが、空気みたいなものであるが故に絶対になくしてはならないものなのです。空気がなくなったら人は死ぬのです。人権がなくなったら民主主義が終わります。

 もう、政治に関心がないなどと言っていられる時期はとっくの昔に終わっています。国政選挙はアイドルの人気投票などとは全く異なるものです。自分たちが人として生きるために必要なものなのです。ですので、棄権したり白票を投じたりという行為は愚の骨頂であり、人として恥ずべきことなのです。

 去年の都議会議員選挙で、東京都民は奇跡を見せてくれました。

 今回の参議院議員選挙では、日本国民が民主主義の最後の砦を守ってください。

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