「0521入管法改悪反対渋谷デモ」に参加してきた。
昨日、東京・渋谷にて、入管法改悪反対デモがおこなわれました。
当初、私はこのデモの存在を完全に失念しており、参加する予定ではなかったのですが、前夜にSNSでデモの告知を確認し、参加を決めました。
スタート地点は国連大学。まずはここで30分ほど集会がおこなわれ、そのあと渋谷周辺を約2時間掛けてデモ行進しました。
なお、デモ行進のあとも、ハチ公前で集会があったのですが、私はそのあと予定を入れていた（家を出る時点ではデモ行進後にも集会があることを知らなかった）ため、残念ながら参加しておりません。
国連大学での集会
国連大学前でおこなわれた最初の集会の時には、一昨年名古屋入管で死亡したスリランカ人、ウィシュマ・サンダマリさんのご遺族の方も参加されていました。ご遺族の方は国会も傍聴されているほか、この手の集会にも何度も参加されていますが、集会がおこなわれるたびに日本政府への不信と怒りを募らせているように思えます。
なお、残念ながら、集会の時、私は列の後ろのほうに並んでしまい、あまりスピーチをよく聞き取れませんでした。
今回の集会については、ライブ配信もおこなわれました。特に今回の集会に参加されていない方は、是非ともこちらをチェックしてみてください。
入管法改悪反対アクションは、何も東京だけで起きているわけではありません。全国各地で声を上げる方が続出していて、特に大阪では一昨日に大規模デモがおこなわれたとのことです。
そう。入管問題は、何も入管に収容されている人だけの問題ではなく、すべての人に普遍的に存在する（存在しなければならない）人権に関わる問題なのです。入管法を改悪して収容者の強制送還を認めてしまうと、そのようなことをしだした政府はいずれそのほかの人間の人権も蹂躙してきます。我々にとってもちっとも他人事ではないのです。
デモ出発
今回のデモコースは、国連大学→青山通り→表参道駅付近→都道413号線→明治神宮前駅付近→明治通り→神宮通り→ファイヤー通り→渋谷スクランブル交差点→宮益坂下→明治通り→神宮通公園付近で解散、という流れでした。
今回、私もデモ隊の列の後ろのほうにいたと記憶していたのですが、神宮通公園付近で流れ解散となったあと、さらに後続のデモ隊とすれ違いました。
あとから知ったのですが、今回のデモ、7千人が参加していたとのことです。
なお、今回のデモではサウンドカーも出動していたのですが、途中からノリノリな音楽がかかったのでデモ隊もハイテンションになりました。おかげでデモが終わったあと、私はすっかりクタクタになってしまいましたが。
今回のデモの様子については既に報道されています。私は毎日新聞社のサイトで確認いたしました。しかし、入管法政府案の問題点についてはあまり触れられておらず、国際基準に則った野党提出の対案（こちらも国会で審議されている）については残念ながら言及されていません。政府案の問題だけでなく、野党対案が国際基準であることをちゃんと報じてこそ、今回の入管法「改正」案のどこが問題で、なぜ政府案に反対する人が全国各地に大勢いるのかが見えてくるのではないかと思います。
ハチ公前の集会は不参加でした。
先述の通り、既にあとの予定を入れていたため、デモ行進後にハチ公前で開催されたデモ集会には、私は参加していません。
なお、SNSでレポートされている情報によると、そちらでは多数の国会議員の方々がスピーチしていたとのこと。今回参加しなかったのはもったいなかったですね…。
こちらについてもライブ中継がおこなわれたそうです。
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