秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

【鉄道】「ディーゼルマニア~気動車堪能の旅~」参加レポート(その6)

2022年1月23日(日)、私・テルミナ™は、JR東日本グループの旅行会社「びゅうトラベルサービス」の運営するサイト「日本の旅、鉄道の旅」の旅行商品「ディーゼルマニア~気動車堪能の旅~」に参加してきました。

 今週は何回かに分けて、そのときの参加レポートを書こうと思います。

 「その6」となる今回はいよいよクライマックス。小湊鐵道五井機関区特別見学の様子について触れて参ります。

 なお、私が分散型SNSプラットフォーム「Mastodon」で運営している自分専用のサーバにて、今回のイベントのリアルタイムレポートをおこなっています。併せてご覧くださいませ。


小湊鐵道五井機関区特別見学

 五井駅に到着したイベント参加者一行は、五井駅の東口より、小湊鐵道五井機関区に案内されました。

 のちに物販で立ち寄ることになる「こみなと待合室」の横を通り、機関区に向かう途中、先ほどまで乗車していたキハ40や、さらに追加投入されるいわゆるたらこ色のキハ40、「里山トロッコ」用の車両などを見ることが出来ました。

 夕焼けに照らされた五井機関区、なかなかエモいですね。

夕焼けに照らされた小湊鐵道五井機関区

先ほど乗車していた団体列車も到着

 五井機関区でも、2班に分かれての見学となりました。

 私がいた班では、まず写真撮影をおこない、それから小湊鐵道キハ200の車内からディーゼルエンジンを実際に目の当たりにして解説を受けることとなりました。

小湊の車両たち

 写真撮影では、4編成の列車が並べられました。

 このときは、左からキハ200形(たぶんキハ204)、キハ40-1、キハ40-2、里山トロッコ用の車両が並べられていました。

 JR東日本木更津駅構内特別見学の時に講演されていた鉄道写真家・武川健太氏からのアドバイスも耳にしつつ、それを実践しようと思ったのですが、ごくまれにしかカメラを触らず、しかも大抵オート設定で撮影してしまう自分は、ホワイトバランスの調整の仕方もろくにわからないというお粗末振り。結局、下手にカメラの設定を弄ることは諦めて、PCのフォトレタッチソフトでごまかしました。

 今後写真撮影をおこなうときには、せめてホワイトバランスぐらいはちゃんと意識したいと思います。とほほ。

小湊鐵道の車両たち

車内からディーゼルエンジンを見る

 私がいた班と別の班では、先に小湊鐵道キハ200の車内に入り、JR東日本木更津駅構内特別見学の時に講演されていた小湊鐵道の車両工務課長による解説を受けていました。

 その班と入れ替わる形で、私達もキハ200の車内に案内されました。

 既に車内では、ディーゼルエンジンの上の蓋が開いた状態でした。

 小湊鐵道の車両工務課長からは、ディーゼルエンジンに関する解説がなされましたが、その間に実際にディーゼルエンジンを始動させ、より実践的なお話を聞くことが出来ました。

 「是非動画で撮影して欲しい」と言われたものの、残念ながら自分は動画による撮影はおこないませんでした。が、やっておけば良かったな…。

 ディーゼルエンジンによっては、車内の蓋を開けて上から点検するタイプではなく、横から点検するタイプもあるのですが、小湊鐵道のような小さな会社では上から点検するほうがはるかにやりやすいとのこと。そう言えばJR東日本のキハE130は車内に蓋なんてなかったよな…。

小湊鐵道キハ200のディーゼルエンジン

小湊鐵道キハ200のディーゼルエンジンを外から見る

さらに古参の車両が!

 小湊鐵道では、長らくキハ200が主力であり、登場から既に60年を経過しています。

 しかし、それよりもさらに古い車両が機関区で静態保存されています。

 その車両はキハ5800。

 今回、その車両の中にも立ち入ることが出来たのですが、当然ながら照明などはついていないために中は真っ暗です。なので、先述の通りホワイトバランスもろくに調整できない私は車内の様子を綺麗に撮影することが出来ませんでした。

 とりあえず外観を2枚ほど。

小湊鐵道の保存車両・キハ5800(その1)

小湊鐵道の保存車両・キハ5800(その2)

 さらに、機関区の隅には、創業時に導入された4両のSLのうちの3両が静態保存されています。

 なお、残り1両はディーゼル機関車に改造されて、「里山トロッコ」用の牽引車として復活しました。

小湊鐵道を見守る最古参のSLたち

こみなと待合室で物販と事実上の解散

 小湊鐵道五井機関区特別見学のあと、イベント参加者たちは敷地内にあるカフェ「こみなと待合室」に案内されました。

 とはいっても、新型コロナウイルスの影響によりカフェは休業中で、物販のみの取り扱いとなっていました。

 物販では、一部の食品が賞味期限を迎えるとのことで特に購入を勧められました(ぉぃ)。私も該当するものを含む一部の物品を購入しました。賞味期限の関係で既に一部口にしてしまいましたので、残念ながら物販購入品の写真は撮影できなくなりました。

 その3でも述べましたが、自分は小湊鐵道が鉄道やバスの事業だけでなく、フードサービスやカフェなども運営していることを、このイベントに参加するまで全く知りませんでした。

こみなと待合室(その1)

こみなと待合室(その2)

 なお、今回のイベントの解散地は千葉駅です。しかし、こみなと待合室の中でイベント主催者側から、「千葉駅で降りなくてもいい」と告げられました。とはいえ、自分は面倒を避けたいため、集合時に渡された切符の券面に従って千葉駅で下車し、無効印を押してもらいました。

イベント全体の感想

 私は途中で疲れてぼーっとしていたり、準備不足や知識不足などもあっていろいろと関係各位にご迷惑をおかけすることもあったとはいえ、このイベントに参加できて本当によかったと思います。

 集合前から帰宅まで、濃い体験をいろいろとさせていただきました。

 とはいえ、今後暫く、私はこの手のイベントに参加することを控えようと思います。

 イベントそのものに大きな不満があったわけではありませんし、むしろこの手のイベントはどんどんやって欲しいと思います。イベントの内容そのものは大満足でした。

 しかし、早朝から日没直前まで動き回るのは、自分の体力(ましてや指の骨折もしている)ではかなり厳しいですし、また先述の通り関係各位にご迷惑をおかけする場面もありました。

 ただ、それを考慮したとしても今回の「ディーゼルマニア~気動車堪能の旅~-」は、その名前に違わず気動車の旅を堪能できた素晴らしいイベントでした。

 このイベントを企画、運営されましたJR東日本千葉支社ならびに小湊鉄道株式会社の皆様に、厚く御礼申し上げます。

楽しいイベントをありがとう!

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