JRの冬の臨時列車が発表される
先日、JR各社から冬の臨時列車が発表されました。
私が住んでいるところはJR東日本の管轄でありますので、自分はそちらをチェックしておりました。
今年・2022年は鉄道150周年とのことでありますが、個人的にゆかりのある地域に関して言えば、内房特急さざなみ号、外房特急わかしお号の50周年の年でもあります。
今年は千葉の鉄道もなかなかアツかったです。
1月23日に、私は旅行商品「 #ディーゼルマニア 」に参加し、約9年ぶりとなる久留里線乗車と小湊鐵道初乗車を果たすことができました。
また、今年の11月に #いすみ鉄道 のキハ28が引退するとのことですので、いわゆる葬式鉄で賑やかになる前の8月28日に、私はいすみ鉄道のキハ28およびキハ52に乗りに行きました。
そして今回発表された臨時列車で、自分はさらに興奮してしまいました。
先述の通り、今年・2022年はさざなみ・わかしお50周年です。年が明けて2023年の2月になりますが、それにちなんで、255系特急車両を用いたリバイバル特急「ビューさざなみ」および「ビューわかしお」が運転されます。
「ビューさざなみ」「ビューわかしお」とは?
「ビューさざなみ」および「ビューわかしお」は、1993年に255系営業運転開始と共にこの車両に設定された列車で、JR東日本千葉支社管内の特急車両としては21年ぶりの新型車両とのこともあり、当時千葉県民だった自分は(最寄り駅が特急通過駅だったにもかかわらず)大いに盛り上がっておりました。
「ビューさざなみ」等と同時に設定された通勤特急「おはようさざなみ」にもこの車両が投入されていたため、営業運転開始初日、自分は最寄り駅に最も近い特急停車駅からわざわざそれに乗りました。
なお、255系導入後も、「さざなみ」や「わかしお」には1972年以来走り続けている183系も引き続き使用されていましたが、2004年春に後継車両として投入されたE257系にバトンタッチする形で、183系は「さざなみ」「わかしお」の運用から離れました。
255系そのものも、現在は総武本線の特急「しおさい」を中心に使用されるようになり、内房線や外房線ではあまり見かけなくなりました。
そういえば、255系、来年で30年ランナーになるんですよね。でもしおさいの後継車両の話は一向に出てきません。一時期「成田エクスプレス」用のE259系が総武本線で試運転をしていたこともあったようですが、成田エクスプレスそのものが10月より所定の本数での運転を再開したために、E259系のしおさい転用などは恐らくないでしょう。その成田エクスプレスの初代車両である253系は、255系の2年前に登場した車両ですが、大半は既に引退済みで、現在では東武直通用に改造された編成と長野電鉄に渡った編成があるのみです。
個人的には是非リバイバル「ビューさざなみ」に乗りたいが…
今冬のリバイバル運転では、2月4日に「ビューさざなみ」として東京~館山間、2月11日に「ビューわかしお」として東京~安房鴨川間を、それぞれ1往復します。個人的には、もと内房線沿線住民ということで自分にとっても思い入れの深い「ビューさざなみ」に是非とも乗りたいところですが、指定席を確保できるのかどうか全く自信がありません。できればグリーン車に乗りたいのですが…。
ひどく個人的には、「ビューさざなみ」にはできれば千倉まで運転して欲しかったと思います。現在内房線では平日には君津以南に特急が走らなくなり、休日に設定されている「新宿さざなみ」も館山までしか行きません。かつての「さざなみ」「ビューさざなみ」は一部列車が館山駅の2つ先の千倉駅まで乗り入れていましたので、リバイバルを謳うのであれば千倉まで行って欲しかったです。まあ、あそこで放逐されても何もないんですけどね…。
最後の写真は、先述の「 #ディーゼルマニア 」に参加するために秋葉原から千葉まで乗車した「新宿わかしお」で用いられた255系です。
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