さよなら立憲民主党
昨日投開票がおこなわれた立憲民主党代表選挙ですが、最悪の結果に終わってしまいました。
民主党政権崩壊〜第二次安倍政権の立役者となった野田佳彦元首相が新代表に選出されてしまった、とのことです。
いまだに自宅マンションの光回線が復旧しておらず(朝一でKDDIに催促しよう……)、Mastodonのメイン・アカウントのあるサーバを復旧できないため、現在もなお、箕面どんに設置させていただいている副アカウント「 @Telmina@minohdon.jp 」を暫定メインアカウントとして利用していますが、そこのタイムラインでも、私を含め少なくとも5名は立憲民主党への支持を今後取り止める旨の発言をしています。逆に、野田新代表を歓迎する発言は皆無です。
そもそも、野田氏が首相時代に何をやってきたのかを考えれば、彼を支持するということは万に一つもあり得ないことなのですが。先述のように民主党政権崩壊と第二次安倍政権確立を招いた張本人であり、また、当時盛んだった脱原発デモへの無関心ぶりや、その他の悪政によって首相現役時代に初めて地元で退治デモを起こされたという、負の実績ばかりで褒められる点が何一つとしてない人物です。
そのときのことを考えれば、立憲民主党そのものが崩壊することはほぼ確定と言ってよいでしょう。既に、2017年に枝野幸男氏が命懸けで結党した当初からは完全に別物に変質してしまっていますが、これまではまだ改善の余地はあると思い、それを期待して自分も敢えて昨年から党員になりました。しかし、これは完全に無駄な努力となってしまいました。
こうなってしまった以上、結党当時の枝野幸男氏の思いを汲んで結集した議員や党員は、立憲民主党が名実ともに崩壊する前に党を離れたほうがよいと思います。
とはいえ、また2017年の時のように枝野幸男氏に「 #枝野立て 」と言って新党を作らせることは、枝野氏にとっても酷なことだと思います(立憲民主党結党にあたり、枝野氏は莫大な借金をしたという話もあるようです)。今回の代表選挙で枝野氏や吉田はるみ氏を支持した議員や党員を中心に、リベラルが結集できる受け皿を作って行くべきだとは思います。もちろんそれが容易ではないことぐらいは自分でもわかっているのですが、それ以外にいい道を思い浮かびません。
かくいう私などは、今後支持政党をどうすべきか、考えなければなりません。
とはいえ、既存の政党で支持するに値するところが日本共産党か社会民主党しかないという非情な現実があります。どちらも議席数が伸び悩んでいるところですが、今回の立憲民主党代表選挙の結果を踏まえ、両党には党勢拡大に努めて欲しいと思います。
自分が今後どの政党を支持するのかについては、すぐには結論を出せそうにありません。恐らくよほどのことがない限りは、現在の立憲民主党の党員資格を次の更新時期である来年春以降も継続することはないと思いますが、すぐ目の前に衆議院議員選挙も迫っていますので、次の支持政党は早めに決めておきたいと思います。
冒頭でも述べたとおり、自分の観測範囲だけでも決して少ないとは言えない人が立憲民主党支持の取りやめを表明しています。正直今の私の頭では今後どの政党を支持するのが(人気投票という意味ではなく日本の政治という点で)最善なのか判断できません。識者の言動も踏まえて決めてゆきたいと思います。
民主党崩壊の張本人である野田佳彦氏が代表になってしまった立憲民主党には、もはや何も期待できることはありません。
さよなら、立憲民主党。
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