秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

国を誇るということ

2月23日は天皇誕生日。

 世間一般では祝日であり、私の仕事も今日はお休みです。

 そんな日本の象徴たる天皇陛下の誕生日である本日、日本各地で「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」が開催されます。

 東京では、14時より、上野恩賜公園を起点にデモ行進がおこなわれます。

 個人的には、先週末からの体調不良の状況次第で参加するか否かを決めるつもりでしたが、今朝の体調は良好ですので、参加しようと思います。

 「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」のページ内では、次のように述べられています。

①入管法改悪反対、②仮放免者に在留資格を、この2点を求め、また、2021年3月6日、名古屋入管へ収容中に亡くなったスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんの三回忌として、2023年2月23日(木)に全国各地で集会・デモ・スタンディングアクション等を開催します。

 ウィシュマさんの件については、自分の元に断片的に入ってくる情報だけでも、とても正視出来ないような残酷な話ですが、これに関する多くの情報を精力的に集めようとしている方々には、頭が下がる思いです。

 過去に2度、入管法「改正」は市民の反対が強く、成立を阻止することが出来ました。今回、ウィシュマさんの件に限らず入管の対応が明るみに出ておりますので、さらに世論を醸成し、入管法の改悪を何としてでも阻止しましょう。

 入管法の改悪に反対することは、被害者や犠牲者に思いを寄せるというレベルの話をもはやはるかに超えています。入管の対応も明るみに出ていますし、日本国外からこの問題がどう見られているのかなんてわかったものではありません。

 過去にも(否、現在進行形か)、日本の外国人技能実習制度では外国人の「実習生」が人権侵害等の様々な被害に遭っていて、恐らく彼らの日本国に対する印象は相当悪くなっているのではなかろうかと思われます。

 技能実習制度しかり入管問題しかり、このまま放置してしまうと、いずれ日本が世界から孤立してしまい、ひいては我々日本国民が海外で不当な扱いを受けても反論出来なくなってしまうのではないでしょうか?

 第二次大戦敗戦後、日本は曲がりなりにも民主主義国家として繁栄し、我々日本人も曲がりなりにも民主主義を享受してきました。選挙なんて行っても行かなくても変わらないなどとうそぶいている者たちも、その恩恵(や問題点)はしっかり受けているはずです。

 今日本人が誇るべきは、軍事力でもなければ、昨今の自称論客によって吹聴されている優生思想の類いなどでもない。戦後70年以上何とか維持している民主主義と平和憲法であり、外国と直接交戦をしてこなかったという実績なのではないでしょうか? 今後も民主主義と平和を維持するためには、海外との友好関係の強化こそすべきであれ、海外にわざわざ自分からけんかをふっかけるようなことなど、あってはならないのです。

tall Japanese girls are forming a scrum and opening their legs in front of the Imperial throne at midnight.

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 今日という日を開催日に選んだ「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」の主催者、協賛者各位に対し、心から敬意を表します。

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