秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

国を誇るということ・2025

昨年は、2月にある2回の祝日(建国記念の日、天皇誕生日)がいずれも3連休を構成していたのですが、今年の2月に3連休を構成するのは天皇誕生日のみとなってしまいました。とはいえ、今年もまた、ゴールデン・ウイークのカレンダーの並びは極めて悪いことに変わりはありませんが。

 建国記念の日の時にも触れましたが、昨今、日本に限らず世界中で右傾化が進んでおり、特に自称同盟国の米帝、もといアメリカ合衆国では、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲いてから、急激に右傾化と体制破壊が進行しています。

 日本に於いても、体制破壊は2012年に第2次安倍政権が発足してから加速度的かつ強引に進められてゆきましたが、米帝の皇帝が変わってからのたった1ヶ月半ほどの間の変化は、安倍政権8年分にも匹敵する強烈なもの、という印象があります。一度も渡米したことのない自分ですらそう感じるのですから、米帝に在留している人にとっては相当危機感が高いのではないでしょうか?

 私に限らず、今の日本の中高年の中には、「自由の国アメリカ」と刷り込まれ……もとい、教えられた人も少なくないと思います。しかし、体制崩壊が始まった今年以降の米帝に、とてもではありませんが「自由」など見いだせません。白人男性以外の人にとっては、米帝の市民権を持っていても安心できなくなっているという話も見聞します。

 日本でも、昨今、入管政策の相次ぐ改悪で、国際紛争等で発生する難民に対して日本に逃げてきてくれとは到底言えない状況になっています。毎年この時期になると、入管政策に対する抗議のデモや集会が開かれます。昨日も、私は急用で突如千葉に行かなければならなくなったこともあり参加できませんでしたが、都内でその手の抗議集会があったようです。

 昨年にも触れましたが、本来、日本が、そして我々日本人が誇るべきものは、戦後70年以上何とか維持している民主主義と平和憲法であり、外国と直接交戦をしてこなかったという実績なのではないでしょうか? また、アメリカでは白人の支配下にあるとは言え、世界中からの移民も多く、種々の問題もあるにせよ、自由の国であることを誇ることができていたのではないでしょうか?

 なぜ両国とも、否、両国に限らず世界中で、右傾化と近世以前への回帰が進んでいるのでしょうか? こんなことで、自国を誇れと言われても、無理です。

 日本国民よ、いつまで国を私物化している体制側の連中の踊り子を続けるつもりでしょうか? そんなことをしても「喜び組」には入れませんし、いずれ踊り子たちの人権も毀損されるのは目に見えています。今こそ、日本国憲法が謳う民主主義と平和主義を、確固たるものにすべきなのです。

 これは昨年の同日にブログに書いた言葉と全く同じですが、今年も通用する言葉です。

 なぜか日本国内には、被支配者階層であるにもかかわらず己を支配者と重ね合わせて物事を見てしまう者が多数います。そんなことをしても自らが支配者階層の仲間入りをすることは決してなく、それどころか支配者階層にいいように搾取されるだけです。特に日本では、低所得層から税金を収奪して富裕層に還流する仕組みができあがってしまっているため、中間層以下の階層は一致団結して消費税廃止を視野に入れた税制改革を訴えなければならないはずなのですが…。

 本当に、体制側の踊り子をすること、やめませんか?

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