秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

いよいよ明日、千葉県知事選挙の投票日

いよいよ明日、2021年3月21日、 #千葉県知事選挙 の投票日を迎えます。

 既に千葉県を離れてから20年以上経過している自分にとっても決して他人事ではないのですが、立候補者の顔ぶれからして、昨年の東京都知事選挙とはまた違って意味で「究極の選択」を有権者に強いる選挙だと感じております。

 昨日、Twitterで相互フォローとなっている千葉県在住の方からダイレクトメッセージをいただき、本件についてお話を伺ったのですが、野党の足並みがそろわなかったことがまさに仇となった地獄絵図のような状況だと思わずにはいられませんでした。

 なにぶんダイレクトメッセージでのやりとりですので、会話の内容を公開することも出来ませんが、かいつまんで重要な内容を抜き出すとこのようなことを述べられていました。

 事の真偽については、そもそもそのとき柏にいなかった(普通に勤務時間中)自分にとっては判断できませんが、事実であればこれは極めて由々しき事態です。

 2週間ほど前に、自分は「日本人よ、必ず選挙に行こう」などと書いておりますが、そこで述べた下記の大原則が当てはまらなくなってしまいます。

 本当に投票したい人がいなかったり、いるにはいるけど勝ち目がない(泡沫候補の)場合、「当選可能性は高いが絶対に勝たせたくない候補の対抗馬」に投票しましょう。

 熊谷候補は千葉市長時代からいろいろと問題点を指摘されている人物でしたが、ただでさえ本心から支持できない上にこんな話まで出てくるようでは、絶対に支持できません。

 なお、ダイレクトメッセージでやりとりしていた方は、当初「鼻をつまんで」熊谷氏に入れるつもりだったようですが、いよいよこの話になって熊谷氏を支持できなくなり、勝ち目がないことは百も承知でかなみつ候補に入れると述べていました。おそらくは熊谷氏が当選するとは思いますが、大勝させないために熊谷票を1票でも削るための苦肉の策とのことです。

 野党統一候補を確立できない公職選挙では、往々にしてこのような構図になりがちです。前々回・2016年の東京都知事選挙の時も似たようなモノでした。リベラルのふりして野党支持者の一部の票まで流れてしまった、自民党ともつながりのある小池百合子氏が初当選を果たしてしまった時ですが、今回の千葉県知事選挙の構図もこれとよく似ています。

 先ほど、『「当選可能性は高いが絶対に勝たせたくない候補の対抗馬」に投票しましょう』と述べましたが、最悪を避けるために選んだ候補がじつは最悪だったなんて事態は洒落になりませんので、この際、千葉の有権者諸氏には是非とも、「当選はしても新知事に好き勝手をさせないためにあえて勝ち目がない候補者を選ぶ」ということもご検討いただければと。

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