【投票結果】【Mastodon】もし、X(旧Twitter)が有料化された場合、あなたは月額いくらまでなら支払ってもいいと思いますか?
先週水曜日より、分散型SNS「Mastodon」における私のメイン・アカウント上で、標題の件に関するアンケートを採っておりました。
最終的に、90名の方から御回答を頂戴致しました。ありがとうございます。
1週間前におこなっていたアンケートでは126名の方から御回答をいただいていたのですが、今回はあまり告知に力を入れていなかったためか、前回よりも回答者数が少なくなってしまいました。
それでは、結果を見て参りたいと思います。
- 投票
- 関連記事
- 10,001円/月~
- 2%
- 7,001~10,000円/月
- 0%
- 5,001~7,000円/月
- 0%
- 3,001~5,000円/月
- 0%
- 1,001~3,000円/月
- 2%
- 701~1,000円/月
- 0%
- 501~700円/月
- 1%
- 301~500円/月
- 9%
- 1~300円/月
- 13%
- 0円/月
- 72%
「0円/月」が最多であることは予想通りでしたが、それ以外の回答については思ったよりもばらけています。
This image is created by NMKD Stable Diffusion GUI.
やっぱりびた一文払いたくない人が最多だった
前回のアンケートの結果から予想出来ていましたが、やっぱり0円/月が最多で、72%でした。
今回の投票だけでは、これを選んだ理由までは訊いていないため、詳細な理由については分析出来ませんが、単純にお金を払いたくないケース、既に無料で使える同様のSNSが多数存在するのでそちらを使えばよいというケース、さらには私のようにそもそも支払い情報をX運営に教えたくないケースなどを想像出来ます。
それにしても、これまで16年以上も「Twitter」としてSNSの牽引役となってきたサイトとしては、惨めな結果と言わざるを得ません。
0円以外は思ったよりばらけた
0円/月以外の結果については、自分が思っていたよりもばらけました。
とはいえ、やはり低価格層(~300円/月や301~500円/月)が多く、それ以外の選択肢では選ばれたとしても1名ないし2名のみとなっています。
なお、現状の「Xプレミアム」の個人向けの価格は、日本円で980円/月(ウェブサイトからの申し込みの場合)となっていますが、この価格帯(701~1,000円/月)は誰も選びませんでした。もし完全有料化を実施する場合でも、現状の「Xプレミアム」よりも下位のサービスを設定しなければ、ユーザのつなぎ止めは出来なさそうです。
あえて高額サービスを求める方も
反面、1,001~3,000円/月と10,001円/月~がそれぞれ2%ずつ得票していました。
前者については、「Xプレミアム」をiOSまたはAndroidの端末から申し込んだときの個人向けの価格が1,380円/月ですので、そちらを払う用意がある(あるいは既にXプレミアムに加入している)方が選択したのではと思われます。
しかし、後者を選んだ方はXにいったい何を期待しているのか、私には皆目見当が付きません。現状の「Xプレミアム」では物足りないという方、例えば、広告を完全に消して欲しいとか、アカウントの消失を完全に回避したいとか(いや、これは犯罪に使われる可能性が高くなるからダメか)、何らかの事情で手厚いサポートが欲しいとか、でしょうかね?
結局、X完全有料化は本当に実施されるのか?
本当にXが完全有料化に移行するのか否かについては、まだ見えていません。
とはいえ、自分の野良アンケートでも7割以上が1円の支払いも望んでいませんし、また、別のアンケートではXから他のSNSへの移行検討者が5割に迫るなどという話もあるようです(検索すると同じタイトルのサイトが複数ヒットしたが、多数あるいはすべての対象サイトが悪質なパクリサイトの可能性が濃厚のためあえてリンクを貼らない。くたばれクソアフィリエイター!)。
このままXが完全有料化を強行したならば、まず確実にユーザ数は激減することでしょう。半減で済めば御の字かも知れません。これにより、他のSNSがいずれも達していない強力な拡散力が失われ、いよいよXがTwitter時代から誇っていた存在意義が完全に失われる可能性があります。
これまでTwitterのAPIを使っていたサイトの大半は、APIの有料化かつ高価格設定によってサービス終了を余儀なくされました。その中には災害情報や生活に直結する情報を扱っていたものもあり、それらがなくなったことでXを見限った人も多数いると思われます。完全有料化によって、それに留まらず個人間の繋がりも失われることはまず確実です。
これまで強力な拡散力故にXに留まっていた方も、もし完全有料化が打ち出されたとしても慌てふためかないためにも、早めに新天地を確保しておくべきです。個人的には、分散型SNSの草分け的存在である「Mastodon」を強く勧めますが。
#2023年 #2023年10月 #2023年10月4日 #Twitter #Twitter有料化 #SNS #分散型SNS #Fediverse #Mastodon #マストドン #Fedibird #ActivityPub #投票 #アンケート