秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

拙作ゲーム第5弾の構想、定まらず

私・テルミナ™が本年元日に立てた2021年の目標の一つに、「自作ゲーム第5弾の制作~公開」というものがあります。

 昨年末に、拙作ゲーム第4弾として、「RPGツクールMZ」を用いて制作した探索型アドベンチャーゲーム「Maid vs Vampire」をリリースしましたが、本年中に制作、公開を目指している第5弾については、原点に回帰してRPGを作りたいと考えております。


 とは言え、まだ構想はほぼ白紙。一応、方針としては次の通りとしたいと思いますが、これら以外まだ何も決まっていません。

 作品全体のシナリオもまだ決まっていませんが、それを決める前に決めなければならないことがあるのをすっかり失念していました。

 そう。「主人公の個性をどこまで出すか」です。

 個人的には、主人公等のプレイヤーキャラクターに強烈な個性が設定されているゲームはどうも苦手です。時に個性が感情移入の妨げになることがあると考えているからですが、これまでプレイしてきたゲームの中でも特に下記の作品の影響によるところが大きいと思います。

 逆に、主人公に強烈な個性が設定されていると、それだけでやる気が減衰します。

 昨日、分散型SNS「Mastodon」における自分のアカウントのタイムラインで、これも昔の自分に多大な影響を与えたゲーム「悪魔城ドラキュラ」のシリーズ最新作のプロモーションビデオへのリンクが流れてきて、自分もそれを見たのですが、それを見た自分の率直な感想は「欲しくない」でした。アルカードはともかく、シモンまでベラベラしゃべる上に、よくわからないキャラまでいろいろ増えていて、面倒くさいとしか思えなかったのです。

 実は、2019年に公開した先述の拙作ゲーム第1弾完全版「The Last Wizard Complete Edition」の元作品となった、2016年に公開した正真正銘の拙作ゲーム処女作「The Last Wizard」(公開終了済み)では、上記の私の考えと矛盾した作りとなりました。当初、主人公はストーリー上必要なところでしかしゃべらせないようにするはずだったのですが、当時ゲーム公開前のテストプレイに参加された方(この方は多数の受賞歴のあるゲーム制作者でもある)から「主人公が没個性的」「サブキャラのほうがよっぽど個性的」などと指摘されてしまい、それがきっかけで当初の方針をねじ曲げることとなってしまいました。もっとも、2019年に完全版と称してリメイクしたときには、当初の思惑どおり寡黙にするどころか余計に主人公の台詞を増やしてしまいましたが…。

 その後、第2弾(公開終了済み)、第3弾(リメイク版のみ公開中)、そして昨年末に公開した第4弾と、自分は主人公にベラベラとしゃべらせる作品を作り続けてきましたが、実は私自身、先述の思想の影響もあって、ゲーム内の登場人物、特に主人公に対する性格付けは苦手なのです。特に、自作品の中で唯一他の作品と世界観が繋がっていない第2弾については、登場人物の性格付けを一からしなければならず、ゲーム内の仕掛けを考えるよりもよほど苦労した覚えがあります(仕掛けを作るのもそれはそれで苦労したけど)。

 そのようなことがあり、出来れば拙作ゲーム第5弾では、初期のドラクエのように必要以上にプレイヤーキャラクターに対して台詞を設定したくないと考えておりますが、昨今、フリーゲームでも商用ゲームでも、主人公が「没個性的」な作品は好まれない傾向にあるのではと感じており、それがプレイヤーキャラクターを寡黙にすることを妨げています。

 実際のところ、どうなのでしょう? 自分がそう思い込んでいるだけで、主人公にあまり個性を求めないプレイヤーや、登場人物の個性を重要視していない制作者も少なくないのでしょうかね? 近日中に、「ツクールフォーラム」やSNS等で訊いてみた方がいいでしょうかね。

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