自作ゲーム向けに自力で作曲するとは言ったものの…(その3)
正月に指を骨折した影響もあり、昨年夏頃から制作を始めている自作ゲーム第5弾、まだ完成が見えません。
しかも、シナリオ上最終決戦となるイベントの作り込みを先延ばしにしており、そちらにも手を付けなければなりません。
しばらくは確定申告の準備などでそれどころではありませんので、自作ゲーム第5弾のβテストプレイヤー募集はさらに先延ばしになります。募集開始は4月以降になりそうです。
さて、先日、最終決戦のBGMを自作すると言い、作曲を始めたまではよいものの、最終決戦らしくない仕上がりになる予感しかしなくなりやる気が失せたなどと申し上げておりました。
しかしながら、どうせ自分のゲームでしか使わない楽曲なのだからと開き直って制作を再開し、昨日ようやく形に出来ました。
まだ披露できませんが、とりあえずこれでやっと、最終決戦イベント本体の制作に着手できます(が、先述の通り確定申告の準備をしなければならないので、実際の着手はそのあとになります)。
しかし、実際に曲を書き上げると、やはり理想と現実のギャップを痛感することとなりました。
音色が足りない!
今回も、自分は「KORG Gadget for Nintendo Switch」を用いて作曲しておりました。
しかし、以前にも申し上げておりますように、このツール、追加ガジェットを購入してもなお、欲しい音色の一部がありません。
今回も、下記のような音色がなく、やりたかったことを一部諦めました(ならPC用のほかの作曲ツール使えとか言われそう…)。
- オーケストラヒット(クラシック音楽で使っても違和感のないもの)
- ティンパニ
- マンドリン(今回は元々これを使うつもりはなかったが、後々必要になりそうな気が…)
逆に、「KORG Gadget for Nintendo Switch」はダンス音楽系に強く、また80年代のゲーム音楽で使われていた波形メモリ音源やFM音源の音色をサンプリングしたガジェットもありますので、今回はベース音とリード音の一部にFM音源の音を使うことにしました。おどろおどろしさは表現できたかも知れません。
コード進行? それおいしい?
はい。ボクちゃん、音楽理論とか作曲法とか何もわからずに無茶なことをしているのは百も承知です。
ですので、変調のところとか自分でもかなり無理があると認識できるようになっている箇所があります。
何度も作り直しをしてそれっぽくはしたのですが、それでも聞く人が聞いたら違和感を覚えるかも知れません。
当初作りたかったものと違う仕上がりになってしまった。
最終決戦のBGMということで、当初は下記のようなものをイメージしておりました。
- イントロはダンス音楽風(最終決戦の戦闘開始直前のイベントをこうすることは当初から決めている)
- テンポそのものは軽快だが低音重視で、明るめな曲調の中から悲壮感がにじみ出てくるような、ある意味チャイコフスキーを彷彿とさせる曲調
拙作ゲーム第1弾完全版「The Last Wizard Complete Edition」をプレイしたことのある方であれば、アレの最終決戦のBGMとして使用している楽曲『Goddess of the victory』(©d-elf)をイメージしていただければよいと思います。アレを理想として似たような雰囲気の曲を自作したかったのです。
- 関連サイト
- イベントや動画向け明るめのトランス曲フリーBGM「Goddess of the victory」のデモをアップしました。 – 【d-elf】 (こちらで実際に楽曲をご試聴いただけます)
ところが、今回自力で作り上げた楽曲はこれとは似ても似つかないものになってしまいました。
まあ、どう似ても似つかないものになってしまったのかについては、実際に自作ゲーム第5弾公開後にプレイしてみて、最終決戦にたどり着いてください(ぉぃ)。
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