秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

【衆院選2021】 #わたしも投票します

先ほど、何の気なしにTwitterを眺めていたら、こんな見出しが飛び込んできました。

 日本では芸能人が政治的な発言をすることが半ばタブーのようになっていますが、それにもかかわらず多くの方が声を上げたということそのものに対しては、心から歓迎したいと思います。


 若者世代の投票率が低いことは前々から言われていて、その理由も単純ではありません。

 記事中でも、「政治に興味なかった」と言い切っている人がいますが、今の日本の教育や社会情勢を考えると、政治に興味を持つことは残念ながら容易ではありません。

 学校でも政治を考える上で必要最低限のことを教えているようには思えませんし、マスメディアは意図的に政治や社会問題への関心を削ぐように情報をコントロールしています。そして、政治や社会問題になまじ興味を持とうものなら、体制側のポチどもが潰しにかかってきます。こんな状況下で政治への関心を維持するのは容易なことではありません。

 しかし、そんなことばかり言っていても我々庶民の生活はこれっぽっちも良くならないことぐらいは、いい加減にわかって欲しいです。日本で消費税が上がり続けているのは、庶民から搾り取ることで甘い汁を吸っている輩どもがいるからに他なりません。そしてそいつらが我々庶民の生活を顧みることは絶対にありません。

 まずはそういう身近なところから考えてゆきましょう。「政治とは生活」です。政治に無関心になったところで自分に影響しないなんてことはこれっぽっちもありません。もし、今後政治問題を一切語らないなら消費税や所得税の支払いを恒久的に免除すると言われたら、自分だってだんまりを決め込むと思いますよ。でも実際はそうなるはずがありません。

 記事中で「僕は投票に行っている人が格好いいと思います」と述べられていますが、出来れば格好がいいか否か以前の問題として、政治問題や社会問題を語ることが当たり前に出来る社会になって欲しいです。そのためには、まず「議論とは他人を言い負かすことだ」という日本人特有の思い込みを根本からたたき直さなければならず、そのためには教育を白紙から作り直す必要があります。

 あと、是非若者世代に読んで欲しい記事に、過去に私もこのブログの中で取り上げたことのある福岡市長の若者世代政治参加論があります。

 そう言えば、自分はいまだに地元の国会議員と懇意になっていません。

 もっとも、私の地元の東京1区だと、今回の衆院選にも立候補している海江田万里氏となるわけですが、いまだに海江田さんは雲の上の存在という意識が自分の中にあるということもあり、自分が海江田氏と懇意になるシーンの想像すら出来ていません…。

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