いすみ鉄道キハ28等乗車レポート（その2）
一昨日の夕方から、またしても体調を崩し始めていますが、昨日は寝不足とストレスも重なって、非常にコンディションの悪い状態となりました。
予告通り今回も小出しにして、少しだけ書いたら寝ます。
今回はいよいよキハ28乗車です。
キハ28乗車前
キハ28を待っている間に、大多喜駅構内で写真撮影をしておりました。
大多喜駅2番線側には、「いすみ鉄道応援団」の一覧が掲載されています。
そして大多喜駅構内の車庫には、これから乗車するキハ28とペアを組むキハ52と、国鉄型気動車を名乗りながらもいすみ鉄道の生え抜きの新車であるキハ20が並んでいました。
実際にはそのほかにもいくつか撮影したのですが、それでも時間が余ってしまったので駅の外に出ておみやげ物屋で買い物をしている間に…、
キハ52＋キハ28に接続する大多喜止まりの列車が、キハ52やキハ28を目当てにやってきた人々を連れてきてしまっていたではありませんか！
自分が大多喜駅に戻ってきたときには、既にキハ52やキハ28に乗車するための待機列ができあがっていました。自分も慌ててキハ28の列に並んだのですが、だいぶ後ろになってしまったため、ボックス席にありつくことは出来ませんでした。トホホ。
やってきたぜ国鉄型気動車！
先ほど撮影していたキハ52＋キハ28が、大多喜駅1番線に入線してきました。
キハ28は大原側、つまり下りの場合は後ろに連結されています。
キハ28は、端から見てもはっきりわかるほどに車体にガタが来ています。昨年は故障でしばらく動けなくなり、その間キハ52が単行で急行列車として運転されていました。改修にも費用が掛かり、また部品の調達も困難になっているとのことで、キハ28はやむなく年内に引退してしまいます。
まあ、いつかはこの日が来ることはわかっていたことではありますが、いざその日が来るとわかってしまうと寂しいものがあります。
人生最初で最後の国鉄急行型気動車の旅
さて、国鉄時代に国鉄急行型気動車に乗車する機会がついになかった私は、人生で最初で最後となる「国鉄急行型気動車の旅」を堪能しようと思います。
しかしながら、先述の通り自分は（1時間半以上も前に大多喜駅でスタンバっていたにもかかわらず）待機列に並ぶのが遅れてしまったため、ボックス席にありつけず、車端部のロングシートに座ることになりました。
今や国内最後の国鉄急行型気動車となってしまったキハ28-2346に乗車したのだから、鉄道ファンとしてはさぞ、感涙に咽び泣き、恍惚感に浸っているのではと思っていたのですが、意外にそんな人はほとんどおらず、最初に乗った101D上総中野ゆきの車内では、たまにキャメラマンが撮影するぐらいで至って静かなものでした。
なお、一つ特徴的だったのは、写真にはうまく収められませんでしたが、キハ28の車内はボックスシートにもロングシートにもテーブルが据え付けられてたということです。
一時期キハ28を「レストラン・キハ」として運営していた頃の名残なのでしょうが、感染症予防の観点でボックスシートに着席する人数を制限するという観点でも、そのテーブルは役に立っているようです。
なお、ロングシートの部分にはイベント会場などで見かけるタイプの長テーブルが用意されていました。こっちも撤去していなかったんですね…。
そうこうしているうちに、列車は終点・上総中野に到着しました。
だがしかし、ここでも自分は痛恨のミスを犯してしまうことになります。それについてはまた次回。
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