秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

いすみ鉄道キハ28等乗車レポート(その4)

先週日曜日に乗車したいすみ鉄道のレポート、先週中に終わらせるつもりでしたが、連日の体調不良のためにそれもままならず、今日まで延びてしまいました。

 当初予定では、観光急行下車後にさらに上総中野まで移動して折り返し大原に向かうところまで書くつもりでしたが、もはやその気力も失せてしまったため、103Dの観光急行で大多喜に着くところまででいったん打ち止めとさせてください。


土曜・休日に上下合わせて3本しか走らないキハ28+キハ52の3本目・103D

 上りの観光急行・102Dが大原に到着してから、折り返しまで少し時間に余裕がありましたので、そのときに、上総中野駅では出来なかった写真撮影をおこないました。こちらについては、「その3」をご覧くださいませ。

 大原から大多喜に戻る観光急行・103Dにおいては、自分はあえてキハ28ではなくキハ52に乗車しました。キハ28と比べると不人気なのか、あるいは時間帯の関係なのか、キハ52の車内では座席を選ぶ自由度が高かったです。

 上り102Dで乗車していたキハ28よりも確実に静かな環境で、大多喜に向かいました。

大多喜での撮影タイム

 キハ28+キハ52は、101D、102D、103Dの上下合わせて3本の運用だけこなすと、その日の運用はおしまいで車庫に引き上げてしまいます。

 過去にはこの編成の観光急行は大原~上総中野を2往復していたように記憶していますが、現在はこのように本数村もんも大きく削減されています。昨年はキハ28が故障で長期間運用を離脱していたのですが、やはり老朽化は避けては通れない道です。

 しかし、それによって時間に余裕が出たのか、103Dは大多喜に到着して乗客を降ろしてからも、しばらくホームに留まっていました。もちろんそれを撮影しないという手はありません。大勢の鉄道ファンが、反対側の2番線に移動して撮影を楽しんでいました。

 ひねくれ者の私はまずは車庫に行き、101D乗車前にも撮影していたキハ20を撮影してきました。

いすみ鉄道キハ20-1303

キハ52+キハ28を撮影する鉄道ファン

キハ52とキハ20

 それにしても、雨がやんでくれたのは本当に助かりました。罵声大会のような昨今の鉄道ファンの治安の悪さを表す出来事も特になく、鉄道ファンたちは和気藹々と撮影を楽しんでいました。

車庫に戻る直前のキハ52+キハ28

当日の朝に乗車していたいすみ351

大多喜駅駅名標

「デンタルサポート大多喜」の副駅名を持つ大多喜駅

 1番線に戻ったところで、車両番号等も撮影しました。

かつて存在していた国鉄勝浦機関区を表す「千カウ」標記

そと房

キハ52-125の横サボ

キハ28-2346の横サボ

キハ28-2346

「準急外房」のヘッドマークを掲げtキハ28

After the carnival

 しばらくすると、上り大原行きの気動車が大多喜に到着しました。

いすみ302

 これまでキハ28やキハ52に乗車していた人の大半は、この列車で大原に向かってゆきました。

 しかし、私はもうしばらく大多喜駅に留まることにしました。

大手門

 駅の外に出たあと、私は「大手門」に向かいました。

大手門

 いすみ鉄道にキハ28が導入されるときに、鉄道雑誌にはトレーラーに運ばれてここをくぐるキハ28の写真が掲載されていました。これを読んだときは「堂々入場」という言葉がぴったりきました。それほどまでに自分などはこの出来事を象徴的に捉えていました。

 そんなキハ28も引退が控えています。

 車庫の外側から、ほんの少しだけ、キハ52+キハ28、そしてキハ20を撮影することが出来ました。

敷地外からキハを撮影

 キハ28からは、国鉄急行型の威厳すら感じることが出来ました。

 撮影後、おみやげ物屋に行っていくつかグッズを買いましたが、その後は一日乗車券があるのをいいことに下り列車で上総中野まで行き、そのまま折り返しで大原に向かいました。

 なかなかの強行軍となってしまいましたが(レポートが進まなかったことも含め)、それでも、葬式鉄が湧いてくる前に行くことが出来てよかったと思います。

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