秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

勤労感謝の日・2024

昨日はSNS断ちをしておりました。

 とは言っても、0時から24時までの24時間ずっと何もしなかったわけではなく、朝起きてから24時まで自力発言はせず、たまにブースト(Mastodon)やリポスト(Bluesky)をするくらいでしたが、自力発言を控えているだけでも、ただでさえ街を歩いていると勝手に溜まってゆくヘイトを吐き出せないことがこんなにもつらいことなのかと痛感させられた一日でした。

 日付が変わって今日は、今年は土曜日になってしまったために私を含む多くの労働者にとってはいまいちうまみのない祝日となってしまった勤労感謝の日です。

 まずは、一昨年書いたことを引用します。

 国の政策などを見ても、労働者を軽んじるような悪法ばかりがまかり通っています。なお、ここでいう労働者には、私のような個人事業主も含まれます。

 そのような風潮を改めるためにも、今一度、勤労とは何か、働くということは何かについて、考えてみるのもいいかもしれません。

 おととし、そして去年にも同じようなことを書きましたが、昨今特に、ものや価値を本来の意味で生み出している勤労が軽んじられ、中抜き業者が甘い汁をすすっているという状況がすっかり定着してしまいました。本来であれば、介護だの福祉だのは庶民から搾り取っている血税に見合うだけの好待遇でなければおかしいはずなんですけどね。

 しかし、政権与党やその補完勢力(自民、公明、国民民主、維新)には労働者を守ったり救ったりする気などまるでなく、しかも国民民主党や野党第一党の立憲民主党の支持母体になっている、労働者の代表を自称する連合に至っては、会長が完全に体制寄りで、労働貴族と揶揄されて当然な状況です。

 政治面では、先日の兵庫県知事選挙で、いったんはパワハラによって議会全会一致で不信任されたはずの前知事が当選してしまうという地獄絵図になっていますが、これも、大半が労働者であるはずの有権者の中にさえも労働を軽んじるという意識があるからこそ、こんなことが起きたのではと思われます。これでは、パワハラの末に死に追いやられた県職員は浮かばれません。

 庶民が何もしなくても御上がどうにかしてくれるなどという時代は、とっくの昔に終わっています。我々は自らの権利を守るために、体制側の詐欺的行為に騙されないくらいの知恵は身につけなければならないのです。それを怠り、キャッチーな言葉に騙されて、搾取され続けて無様に死にたいですか? 私はいやです。

 日本の全国民よ、今こそ、勤労に、労働者に感謝しましょう。そして体制側の搾取にあらがいましょう。

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