秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

衆院選の準備をせよ

今月末の衆議院議員選挙に向けて、各陣営が動き始めています。

 私の住む東京都千代田区を含む東京都第1選挙区(東京1区)では、やはり今回も立憲民主党の海江田万里氏が立候補するとのことです。

 また、自分は既に比例代表では日本共産党に投票することを決めています。

 ですので、今回の衆院選における私の投票先は、既に確定しました。あとは投票日を待つのみです。


 …が、ここで一つ頭の痛くなる問題が起こりました。

 私の住む選挙区ではなく、東京都杉並区の大半からなる東京8区の話です。

 まず、れいわ新選組の山本太郎氏が東京8区から立候補することが、東京新聞にて報じられました。

 「野党共闘の象徴」というタイトルもあり、そのときは野党各党との調整の上で立候補したものだと思っていました。

 ところが、同日のTwitterでは、その思いを裏切るようなツイートが続出しました。

 いくつかかいつまんで。

 私も一度だけ国会前の抗議行動でご一緒させていただいたこともある、早稲田大学の小原隆治先生のツイートです。

 先生のこのツイートからも、少なくとも山本氏は他党や地元市民の合意を全く取っていないということをうかがえます。

 また、こういうご意見もあります。

 このツイートが引用しているツイートにまで目を通すと、今東京8区の有権者が置かれている状況がよくわかります。

 なお、この方はアンチ太郎を自称されていますが、自分のようにまだアンチ太郎というほどではない人間でも、同意せざるを得ません。

 これ、昨年の東京都知事選挙の時とよく構図が似ていると思いませんか?

 東京都知事選挙の時は、宇都宮健児氏が立候補を決めたあとで山本太郎氏が立候補を表明しました。

 そこで起きたのは、選挙の盛り上がりでなく野党支持者の分断でした。

 漁夫の利を得てまんまと小池百合子氏が2選を果たしてしまったのですが、残念ながら、そのときは惨敗の総括を、山本太郎氏本人からもれいわ新選組からも、そして太郎支持者からも、聞こえてくることはありませんでした。

 その後党員の問題発言などもあり、自分はれいわ新選組の支持を取り下げることにしましたが、それでもちゃんと戦略を立ててちゃんと共闘してくれるなら、れいわ支持を再開させる可能性はありました。

 ここで太郎氏がやろうとしているのは、どう考えても東京8区の野党支持者の分断にしか思えません。

 しかも、都知事選の時のように敗北を喫してなお無反省な態度を取られたら、東京8区の有権者は悔やんでも悔やみきれないでしょう。

 私から東京8区の有権者諸氏にお願いしたいのは、これまでと変わらず野党統一候補を支持して欲しい。その一点です。

 ここまで来ると、太郎氏が何かするたびに毎回ファクトチェックをしなければならなくなります。一体彼は何をしたいのでしょうか?

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