X(旧Twitter)が有料化されたら、利用を継続する?(その2)
昨晩より、分散型SNS「Mastodon」における私のメイン・アカウントにおきまして、標題の件に関するアンケートを実施中です。
- 実施中のアンケート
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執筆時点で、既に74名の方から御回答をいただいています。まだ御回答いただけていない方は、是非御回答をお願いします。
また、4名の方からは返信という形でコメントを頂戴しております。コメントにつきましても、さらに多くの方から頂戴したいと思います。
いただいたコメント中で特に気になった点を何点かピックアップいたします。あえて、個別のコメントへのリンクを直接は貼りませんが…。
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商売の宣伝媒体としての「X」
X(旧Twitter)の強みとして、旧Twitter時代に16年以上掛けて培った、膨大なユーザ数に裏打ちされる拡散力があります。これは、Twitter代替として誕生しているほかのどのSNSもまだ到達していないものです。
商売等でSNSを利用し、拡散力を重視する人にとっては、大幅にユーザ数を減らしているとはいえそれでもなお、Xは有用な媒体であることに代わりはありません。
これまではTwitter(→X)を無料で利用することが出来ており、費用については考える必要がありませんでした。
しかしながら、有料化すると費用が発生し、費用対効果についても考えなければならなくなります。ここで費用を払ってでもあそこで宣伝をおこなうことによるメリットがあるのであれば(あるいは採算を度外視してでも宣伝をおこなう必要があるのであれば)、「X」の利用を継続する意味はあると思いますが、そのためには見極めの期間が必要であり、その間にも費用は発生してしまうので、多少の損は覚悟しなければならなくなります。
また、宣伝に対して悪意を持って絡んでくる輩への対応も必要となります(これは有料化以前の問題ですが)。
宣伝媒体としては、先述の通り「X」以外のSNSはどれも極めて弱いと言わざるを得ません。中には、海外を中心に、自前のMastodonサーバを立ててFediverse(分散型SNS)上で情報を発信するというケースもありますが、まだまだ一般化しているとは言えないでしょう(特に日本では)。
とはいえ、運営の気まぐれでルールが変更されたり、最悪アカウントが凍結されたりするリスクを考えると、少なくともそのようなときのための保険という意味では、X以外のSNSの利用を検討すべきです。Fediverse人口がもっと拡大すれば、自前のMastodonサーバを立てるということが中小規模の企業であってもメリットとなり得るのですが。
故人アカウントへの対応は?
X(旧Twitter)は16年以上の歴史があるため、故人のアカウントも少なからずあるでしょう。
故人に対してほかのSNSに移行せよといっても無理な話ですが、さらに、もしXが完全に有料化された場合、故人のアカウントがどうなってしまうのかという問題もあります。
中には、例えば大企業の元幹部等で、企業・団体が故人アカウントの費用を払うというケースもあるかも知れません。しかし、そうでないケースの方が圧倒的に多いと思います。著名人でない一般人の場合は、そもそも誰も費用を払ってくれませんし、また払えないと思います。
また、故人アカウントはそのまま残ると仮定しても、ほかのSNSに移ることが不可能であることに代わりはありませんので、Xで故人アカウントと繋がっていて、死後も関係を絶ちたくないという人にとっては、やはりXのアカウントを消すことを躊躇するのでしょう。
いずれにしても、もし本当にXが完全有料化するのであれば、既に使われなくなって久しいアカウント、特に故人アカウントの扱いをどうするのかについて、早急に決めて欲しいところです。
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