【Twitter】やはり従来のAPIは段階的に使えなくなっている模様?
先月末に、Twitterの新APIが発表され、その時点では「30日以内の移行」を推奨していました。
- 公式ツイート
- 参考記事
しかし、30日の経過を待たずして、APIの機能の一部については使えなくなっているようです。
まず自分が真っ先に気づいたのが、このブログの投稿告知。
2023年4月3日の投稿を最後に、Twitterへの告知がなされなくなりました。
【Telmina's notes】 New fiscal year 2023 https://t.co/GAzI5jFcKb
— テルミナ™@肉球新党 (@Telmina) April 2, 2023
投稿告知については、IFTTTのAppletを用いて、ブログが出力するRSS Feedの情報を元にツイートを作成しておりますが、4月4日分以降については告知されていません。なお、同様のことをMastodonに対してもおこなっていますが、こちらについては何ら問題なく動作しています。
ブログ投稿告知をおこなえずに悶々としていたところ、やっぱりこんな記事が出てきてしまいました。
なお、タイトル後半で書かれているようなログイン無効化についても、これが事実であるならばこちらとしては非常に困ったことになります。
気になったので、自分のアカウントでAPIやログイン機能を利用しているいくつかのサービスの挙動について確認してみました。
挙動の確認
外部サービスへのログイン
試しに、下記の2カ所で確認してみました。
結論から申しますと、どちらも1回目の試行ではログインに失敗するものの、何度か試行しているうちにログイン出来ました。
とは言いましても、これは遅くても2月頃からずっとそんな調子でしたので、「まだ」新API移行の影響は出ていないと思われます。
ゲーム機からのツイート
昨今のゲーム機には、ゲーム内で取得した動画やスクリーンショット(静止画)をSNSに投稿出来る機能があります。
試しに、PlayStation 5とNintendo Switchのそれぞれから、過去に記録した動画を1本ずつTwitterに投稿してみました。
結果、「いまのところ」どちらからの投稿にも成功しました。
PS5からTwitterに投稿できるか確認。
— テルミナ™@肉球新党 (@Telmina) April 5, 2023
2021年2月にルミネスリマスターでプラチナトロフィーをゲットしたときの動画を。
LUMINES REMASTERED
LUMINES REMASTERED マスター (PLATINUM)#PlayStationTrophy #PS5Share, #LUMINESREMASTERED pic.twitter.com/y8O1ODcEot
PS5からはまだ投稿できるけど、Switchからは行けるかな?
— テルミナ™@肉球新党 (@Telmina) April 5, 2023
添付の動画はミノトさんにハンターがひどいことを言うシーン。#SwitchShare #モンハンライズ #MHRise #モンハン #NintendoSwitch pic.twitter.com/on08beupmG
IFTTTを用いた横展開
先述の通り、IFTTTのAppletを用いたブログ投稿告知については出来なくなっていますが、自分がIFTTTでおこなっていることはそれだけではありません。
Twitter絡みで言えば、特定のハッシュタグを含むツイートを取得して、それを外部サービス(自分の場合はMastodon)に横展開するというAppletを用いております。
先述のPlayStation 5やNintendo Switchからの投稿に含まれる特定のハッシュタグをトリガーとして、ゲーム好きが集まるMastodonコミュニティ「gamingjp.org」のマイアカウントに横展開しているのですが、それがうまくいっているか?
こちらもどうやら「今のところ」うまくいくようです。
正直、これらの機能を使えなくなってしまうと、それだけで自分がTwitterアカウントを維持する意義が激減してしまいます。
もっとも、ゲーム機メーカー(SIEや任天堂)が標準でMastodonへの直接投稿をサポートしてくれれば、個人的には何ら問題ないんですけどね。
フォロー管理アプリについて
私はiPhone上で、フォロー管理ツールを2つ用いています。
こちらにつきましては、どうも発生している現象がちぐはぐであるようです。
まず、「Birdbrain for iOS」については、昨日時点で何ら問題なく動作していることを確認出来ました。
しかし、「SocialDog」については、ちょうど自分のブログ投稿告知が停止してしまった日と同日の4月4日以降、サービスが完全に停止してしまっているようです。
- 参考ページ
なお、自分のアカウントでも、先述の「Birdbrain for iOS」では反映されていたフォロワーの増減について、4月4日以降の分が反映されていません。
「SocialDog」については、私も用いている無料プランのほか、企業向けの有料プランもあるのですが、告知されている事象からして、有料プランについても完全に使えなくなっているものと思われます。
それにしても、昨年10月下旬以降のTwitterの強引な姿勢には感心出来ません。否、その前からも問題は山積みだったのですが、昨年10月以降、一般ユーザのみならず広告主からも見限られていて、それがさらにサービス悪化に繋がるという悪循環になっています。このままでは、自分がTwitter16周年を迎えることが出来るのかどうかさえも、怪しい情勢となっています。
こちらが取りうる今後の対応につきまして
普段のつぶやきについて
既に2017年4月以降、私の「普段のつぶやき」についてはTwitter上ではおこなっておらず、分散型SNS「Mastodon」でおこなっています。
今後も私と繋がりたい方は、是非、「Mastodon」の世界にお越しください。
ブログ投稿拘置について
恐らく、残念ながら今後ブログ投稿告知の機能が復旧することはないと思われます。
こんなブログを能動的に読みたいという方がどれほどいらっしゃるのかはわかりませんが、このブログを定期的にお読みいただいている方は、やはり、分散型SNS「Mastodon」にご参加いただいて私のアカウントをフォローしていただくか、RSS FeedをRSSリーダー等で読み込んでいただき、その都度投稿告知のご確認をお願い致します。
外部サービスへのログイン
Twitterアカウントに結びついてしまっていて、そのほかのログイン手段がなかったり、あったとしてもTwitterアカウントでログインしたときの状態を引き継げない場合は、もし今後Twitterアカウントでログイン出来なくなった場合、これまでのデータを捨てざるを得なくなります。
特に、単にログインとして用いているだけでなく、フォロー、フォロワー状態もサービス内容に絡む「ぷらいべったー」については、恐らく新APIに完全に移行したタイミングでサービスを利用出来なくなると思ったほうがいいかもしれません。
APIを用いる外部サービスについて
現時点で使えている外部サービスについても、近いうちに使えなくなる可能性は充分あります。
個人的には特に、先述の「Birdbrain for iOS」や「IFTTT」、ゲーム機からの投稿サービスが封じられてしまった場合、Twitterアカウントを今後も維持する意義がほとんど消滅してしまいます。
そうなった場合は、最悪、Twitterアカウントを放棄しなければならなくなるかも知れません。
Twitterアカウントそのものについて
これまで述べたように、私は既に「普段のつぶやき」をTwitterには投下しておらず、ブログ投稿告知や情報収集で用いることのほうが多くなっています。
新API切替後にどのサービスを引き続き利用可能であるのかによって、自分のTwitterアカウントに対する今後の扱いが大きく変わってきます(いずれにしても「普段のつぶやき」を日常的に投下することは恐らくないでしょう)。
しかし、早くも一部サービスを使えなくなっている状況であることからも、残念ながら、来月以降も私がTwitterアカウントの利用を継続することは相当難しいと思われます。とりわけ、「Birdbrain for iOS」や「IFTTT」、ゲーム機からの投稿サービスのいずれかが封じられてしまった場合、自分のTwitterアカウントの「終活」を始めなければならなくなります。
This image is created by NMKD Stable Diffusion GUI.
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