【Mastodon】今後の「LIBERA TOKYO」運営方針に関するアンケートのまとめ
私・テルミナ™は、分散型SNSプラットフォーム「Mastodon」におきまして、政治的にリベラル(自由主義者)な思想を持つ方々を対象としたコミュニティ「LIBERA TOKYO」を運営しております。
先月11日より、当コミュニティの今後の運営方針に関するアンケートを実施しております。
回答期限を設けていないものの、いったん今月15日で区切り、それまでにいただいた御回答の内容を踏まえ、今後の運営方針について考えてゆきたいと思います。
なお、アンケートの設問につきましては、下記の記事をご覧くださいませ。
これまでにいただいた御回答につきまして
2022年12月11日(日)~2023年1月15日(日)の間にいただいた御回答は、(こちらの取りこぼしがなければ)4件でした。うち、1件についてはどう解釈すればよいのか判断に苦しむため、今回の有効票は3件とさせていただきます。
元々「LIBERA TOKYO」のアクティヴユーザ数は少ないのですが、それにしても思った以上に低調というのが本音です。
いただいた御回答につきましては、あえてどなたがどのような回答をしたのかについては述べません。いただいた内容に対してコメントさせていただく形にしたいと思います。
設問と御回答、それに対するコメント
①ユーザ登録につきまして
- 招待制に一本化すべき
- 0名
- 招待制に一本化してもよい
- 2名
- 管理者による承認制を残すべき(現状維持)
- 1名
- その他(フリーテキストでご意見を頂戴したいと思います)
- 0名
過去にユーザ登録について質問したことがあり、そのときは「管理者による承認制を残すべき」という回答が主流だったと記憶しております。それを踏まえて、現状の「招待制と承認制の併用」というスタイルをとっております。
結論から申し上げますと、こちらについては現状を継続しようと思います。
なお、承認制を残すべきと回答された方からは、次のようなコメントを頂戴しております。
管理できる程度の人数ならば承認制を残せるとよい
現状、「LIBERA TOKYO」では、さくらのVPSの2Gプラン+ストレージ変更オプションで運用しております。
このスペックは、Mastodonを動作させる上では恐らく最低限に近いスペックと思われます(過去に私専用のいわゆるお一人様サーバを1Gプランで動かしていたときはあとからカツカツになってこれは無理と判断した…)。
とはいえ、今の自分の財力ではこれよりもいいスペックでサーバを運営するのは非常に厳しいです。そのため、これ以上のサーバスペック向上には期待しないでください。
なお、きちんと計測したわけではないものの、このスペックだと、恐らくMastodonで受け入れ可能なアクティヴユーザ数はせいぜい100名程度が限界なのではと思っております。執筆時点でのアクティヴユーザ数は24名ということになっておりますので、あと4倍は受け入れ可能という計算ですが、その場合でも画像等のメディアファイルについては外出ししなければならなくなる可能性が高いです。
そのため、管理業務の手間という観点で考えても、当分の間は現状の「招待制と承認制の併用」でもほぼ問題ないのではと思われます。先日はどう考えてもSPAMとしか思えない者からの登録申請があったものの、せいぜい月数回程度ですので、今の自分でも何とか対応できるレベルです。
②管理態勢につきまして
副管理者やモデレータ等につきまして…
- 設定すべき
- 0名
- 設定してもよい
- 3名
- 設定しないほうがよい(現状維持)
- 0名
- その他(フリーテキストでご意見を頂戴したいと思います)
- 0名
いただいたすべての有効回答で「設定してもよい」とのことでした。
自分が「LIBERA TOKYO」において、その名前に反して私の独断による運営を続けている理由につきましては、アンケートの記事に書いたとおりで、
かなりの常連さんであってもユーザ様を完全に信用することができず、強大な権限を持つ副管理者やモデレータの権限を渡すことができない
というのが理由です。
しかしながら、管理者ひとりのみの体制で何か不測の事態があったら大変というご心配もいただいておりますので、今後、特にアクティヴユーザ数が50名を超えるようなことになった場合には、副管理者もしくはモデレータの設定について検討させていただきます。
とはいえ、これまでの経緯からして、このサーバに多大な貢献をいただいている常連であってもそれを理由に副管理者やモデレータをお任せするわけにはゆきませんので、本当に慎重の上に慎重を重ねた上で検討したいと思います。Mastodonのモデレータ権限は強力で、一般ユーザのメールアドレス等の個人情報を閲覧することも可能になりますので、本当に信用できる人にしかお任せできません。
③連合タイムラインと連合リレーサーバについて
今後の連合リレーの利用につきまして、どう思いますか?
- 連合リレーの利用を継続すべき(現状維持)
- 2名
- 最も信頼性の高い連合リレーサーバ1本のみ残すべき
- 0名
- 連合リレーを利用すべきでない
- 1名
- その他(フリーテキストでご意見を頂戴したいと思います)
- 0名
なお、連合リレーを増やすという選択肢がないとのご指摘もいただいておりますが、こちらについては増やすという選択肢はありません。理由はこちらが増やしたくないからではなく、「LIBERA TOKYO」のサーバスペックの関係でこれ以上増やせない(増やすとそれだけストレージを圧迫してしまう)からです。
こちらについては、当分の間現状維持(3カ所のリレーサーバの利用を継続する)と致します。
そういえば、現在「LIBERA TOKYO」で用いている連合リレーサーバにつきまして、アンケート実施時点では説明しておりませんでした。下記の3カ所のリレーサーバを利用させていただいております。
- https://relay.toot.yukimochi.jp/inbox
- https://relay.fedibird.com/inbox
- https://hashtag-relay.dtp-mstdn.jp/inbox
なお、連合リレーを利用すべきでないと御回答いただいた方からは、他のサーバで飛び交っているきわどい内容の話題により「LIBERA TOKYO」の連合タイムラインが汚れることへのご心配をいただいております。
実は5年以上前に初代「LIBERA」(ちなみに現在の「LIBERA TOKYO」は3代目)で実際に連合タイムラインが汚れたことがあり、そのときは通報も大量に飛んできていました。あのときの煽りで当時活発に発言されていたユーザ様の大半から嫌われてしまったようです。
まあ、ある程度変な投稿が連合タイムラインに入ってくるのは仕方ない面もありますし、もしそうなってしまい問題発言が増えてしまった場合は、それこそ個人で出来る対応としてはブロックやミュートのご利用を、そして「LIBERA TOKYO」の連合タイムラインそのものを改善するためには通報機能のご利用を、それぞれご検討ください。必要と判断した場合には、ユーザのサスペンドや問題のあるサーバに対するドメインブロックを適宜実施してゆきたいと思います。
④招待状発行可能なユーザの条件について
2022年12月3日のメンテナンス以降、「LIBERA TOKYO」では「招待状発行可能ユーザ」の権限を設定し、2022年10月27日以前に登録済みのユーザ様に割り当てているが、今後、それ以降にユーザ登録された方を「招待状発行可能ユーザ」に昇格させるための指標について…
- 登録からの経過期間(例えば3ヶ月経過後に検討)
- 3名
- 登録からの投稿数(例えば100投稿に達したら検討)
- 2名
- フォロー数、フォロワー数
- 0名
- その他
- 0名
3名中2名の方からは、1番目と2番目の両方を満たした場合に「招待状発行可能ユーザ」に昇格すべきとのご意見を頂戴しております。
いただいたご意見を踏まえ、今後、2022年10月28日以降に「LIBERA TOKYO」にユーザ登録された方に対しましては、下記の条件を両方満たした場合に限り、「招待状発行可能ユーザ」に昇格させていただきます。
- 「LIBERA TOKYO」に新規に登録されてから3ヶ月が経過していること
- 「LIBERA TOKYO」における投稿数が100に達していること
なお、こちらにつきましては、2023年1月28日(土)以降、原則として毎週土曜日に当該ユーザ様の情報を確認させていただき、上記条件を満たしていると判断した場合に「招待状発行可能ユーザ」に昇格させていただきます。その際、該当するユーザ様にはご連絡をさせていただきます。
⑤翻訳機能の是非について
- あなたは「LIBERA TOKYO」の翻訳機能を利用していますか?
- よく利用する
- 0名
- 時々利用する
- 0名
- あまり利用しない
- 1名
- 全く利用しない
- 0名
- 翻訳機能の存在を知らなかった
- 1名
- そもそも「LIBERA TOKYO」ユーザでない
- 1名
- よく利用する
- あなたは「LIBERA TOKYO」の翻訳機能は必要だと思いますか?
- 必要(現状維持)
- 2名
- 不要
- 0名
- どちらも可
- 1名
- 必要(現状維持)
明らかに実態と異なる回答をされている方もいらっしゃいますが、とりあえずはいただいた回答のままカウントしております。
少なくとも不要というご意見はありませんでしたので、翻訳機能については残そうと思います。
とはいえ、「LIBERA TOKYO」で日本語以外の投稿を見かけないというのはご指摘通りで、私含め滅多に海外の方とやりとりしないというのがやはり大きいですね。
これまでのサーバ運営実績を考えても、今後も海外の方とのやりとりが増えるとは考えにくいのですが、今後いやでも海外の情勢について調べなければならなくなる機会は出てくることでしょうから、そのときに備えるという意味でも、翻訳機能は残しておきたいと思います。
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