【新型コロナ】1都3県の緊急事態宣言、2週間延長へ。そして千葉県知事選挙は？
今月7日を期限として東京、千葉、埼玉、神奈川の4県に発令されている緊急事態宣言をさらに2週間ほど延長する方針が、菅義偉首相によって表明されたとのことです。
また、福岡県でも、飲食店に出している営業時間短縮要請を、21日まで延長するとのことです。
いずれも飲食店への影響が深刻化していて、現場からは悲鳴の声が上がっているとのこと。特に例年であれば3月は歓送迎会や花見のシーズンで、本来であればかき入れ時のはずなのですが、営業時間短縮がこのまま続くなら、「もう限界」という言葉は誇張でも何でもなく、店舗にとっては切実な問題です。
飲食店が時間短縮を余儀なくされることは、店舗そのものほどではないにしても、飲食店利用者にも少なからず影響が出ています。自分なども、小一時間ほど残業してしまうともう飲食店に行けなくなるという状況が続いているため、あまり品揃えが良いとは言えないコンビニでの買い物を余儀なくされることがあります。
さて、1都3県の緊急事態宣言延長で、個人的にもう一つ気になっていることがあります。
そう。3月21日（日）に、千葉県知事選挙があります。
緊急事態宣言の延長期間がぴったり2週間と仮定すると、ちょうど最終日がこの選挙当日となります。
ただでさえ日本の公職選挙の投票率は軒並み低いのですが、コロナを口実に棄権する有権者が増えてしまわないかということを、個人的には恐れています。
今回の千葉県知事選挙、現職の森田健作知事が不出馬を決めたことで、6人の新人が争うことになっています。
ところが、何人かの千葉県在住の人から聞いた話では、本心から支持したい候補者がいないということで困惑している様子です。
自分も候補者をチェックしてみたのですが、自分が今でも千葉県民だとしたら、全く同じ感想を抱いていたと思います。
昨年の東京都知事選挙では、野党票分裂という事態に陥ってしまいました。私も、宇都宮健児氏と山本太郎氏のどちらに投票しようか、投票日当日、投票所に入るギリギリまで悩みに悩んでいました。結局この2名のうちの片方に投票したのですが（どちらに入れたと公言しても他方の支持者から敵視されかねない状況のため、誰に投票したのかについては一生明言しないつもり）、結局、現職の小池百合子知事が他の候補者全員の票よりも上回り圧勝するという結果に終わってしまいました。
今回の千葉県知事選挙について、都知事選とは別の意味で、個人的には「究極の選択」と感じています。ですが、これによって有権者の関心が薄れないかということをただでさえ恐れている上に、コロナを口実に棄権が増えてしまおうものなら、目も当てられなくなります。
千葉の有権者の皆さん、万全のコロナ対策を講じて、ちゃんと選挙に投票してください。
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