秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

嗚呼コロナ禍の飲食店よどこへ行く…

東京都などで3度目の緊急事態宣言が発令されてから最初の平日となった昨日、早くも飲食店には大きな影響が広がっています。

 私はヨドバシAkibaの近くに住んでいることもあり、そこの8階レストラン街に頻繁に足を運ぶのですが、昨日夕方時点で、ぱっと見ただけでも全フロアの1/3ほどの店舗が臨時休業していました。

 東京都では飲食店に対して酒類提供禁止という横暴な措置が執られてしまっているため、豊富な種類のビールの取り扱いをしているところは当然ながら営業継続が不可能となってしまっているのですが、別に酒類の提供が主目的でないような飲食店まで多数「臨時休業」に追い込まれています。

 「臨時休業」に追い込まれている店舗の中には、自分が時々足を運ぶようなところも複数含まれています。それらの店舗はいずれも、今年に入ってから発令されていた2度目の緊急事態宣言の時には(一部メニューの縮小などをおこなったところもあるとはいえ)営業を継続していました。いかに今回の緊急事態宣言における東京都の飲食店に対する締め付けが理不尽なものであるのかがよくわかります。

 そんな中で営業を継続している店舗の中でも、新たな動きを見せているところも出始めています。


 私がヨドバシAkibaのレストラン街の中でも比較的良く足を運ぶところの一つに『富山ブラックラーメン「麺家いろは」』があります。

 ここではいつの間にか、「シンクロライフ」というサービスに対応するようになりました。一昨日の時点ではその告知を見た覚えがないので、おそらく昨日対応し始めたばかりなのではと思います。

 このサービスを用いることにより、来店回数に応じて様々な特典を受けられるようになります。

 コロナ禍でただでさえ経営環境が厳しくなっている飲食店に対してさらに国や自治体が締め付けを掛けてきている現状において、常連客の確保は緊急課題となっているのではないでしょうか。昨春の1回目の緊急事態宣言以降、このような動きを見せる店舗が現れていますが、その動きは今後もますます加速してゆくことでしょう。

 私としては消費者として店を利用することでしか店舗を支えることが出来ませんが、まっとうな経営をしている店舗がちゃんと報われるような世の中になって欲しいと思います。そしてそう思う人ならば、政治の話題はタブーなどと寝言を言うことなど出来ないはずです。

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SynchroLife SynchroLifeアプリに対応した「麺家いろは」