秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

テレワーク開始から1年が経過した。

昨日・4月6日は、自分の勤務態勢がテレワークに移行してから1年となる節目の日だったのですが、自分自身そのことをすっかり忘れておりました。

 昨年の同日が4月の第1月曜日でしたので、当初はそこから1週間程度の予定でテレワークをおこなうはずでした。ところが、なし崩し的に期間の延長を重ね、緊急事態宣言も経験し、しかもコロナ禍が収まる気配がまるでないまま年を越し、2度目の緊急事態宣言を経て、ついにはテレワークが前提の勤務態勢となってしまいました。


 当初はテレワークという勤務態勢に対して不安もありました。ちゃんと仕事をこなせるのか、詰まったときに誰にどう相談すればよいのか、等々。

 しかし、1年も続けてしまうと、むしろこのままずっとテレワークでいいと思うようになってしまいました。

 まず、自分なりにこの1年間で感じた、テレワークのデメリットは、ざっとこんなところでしょうか。

  1. チームメイトと面と向かって会話する機会がなくなり、コミュニケーションをとりづらくなる。
  2. 公私の区別を付けにくくなる。
  3. (人にもよるけど)勤務時間中に外的要因に干渉されやすくなる。

 しかし、1番目と2番目については、やり方次第で克服可能です。特に1番目については、既にテキストチャットツールや音声チャットツールを導入している職場も珍しくなくなっていることでしょう。2番目については、仕事用のPCを職場が支給した上でVPN経由で職場やチームメイトと通信するようにし、プライベートPCでは仕事をさせないようにすれば、やはりある程度克服可能です。3番目はケース・バイ・ケースですが、自分のような単身者であれば克服はそれほど困難ではありません。

 むしろ、これらのデメリットを相殺して余りあるほどの大きなメリットがあります。

  1. 通勤時間という時間とエネルギーの無駄にしてストレス源でもある苦痛から解放される。また、それに伴い余暇の時間が増える。
  2. チームメイトと適度に距離を保てる。
  3. テキストチャットツールを多用すれば、記録が文字情報として残りやすくなり、後から検索して振り返ることが出来る。
  4. 在宅時間が長くなるから、通信販売で購入したものを平日に受け取ることも出来るようになる。

 特に、通勤時間がなくなったことは個人的に絶大なメリットであります。朝結構遅い時間まで寝ていられるというのもありますし、それ以上に通勤電車で時間とエネルギーを失ってストレスをもらうという大いなる無駄をせずに済むというのが極めて大きいです。

 もし、テレワーク終了とか言われた日には、自分には社会復帰できる自信ははっきり言ってありません。

 仕事の内容によってはそもそもテレワークが不可能なものもありますが、自分のようなシステム開発の仕事だったり、事務作業だったりであれば、かなりの仕事をテレワークに出来るのではないでしょうか?

 むしろ、学校教育の現場なども、リモート主体とすべきとすら思っています。

 もし仮に、自分が中学生だったときにリモート授業が導入されていたとしたら、自分の人生、特に中学高校時代は、実際の自分とは比べものにならないくらい幸せになれていたと思います。校内カーストと全体主義が大好きな田舎者どもと関わる必要性がなく、登校拒否寸前の状態に陥ることもなく、勉強に専念できたと思いますからね。

 むしろこれを機に、リモート授業が当たり前になって欲しいとすら思います。

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