今日本で最も有効なコロナ対策
1年半にわたって続いているコロナ禍、終わりが見えません。
そんな中、無為無策どころかむしろ感染を拡大させるような政策が相次ぎ、挙げ句の果てに市民には「自粛」を敷いておきながら五輪だけ強行という理不尽なことまでなされてしまいました。
昨日Twitterを眺めていたら、そんな状況である日本のコロナ禍への最も有効な対策が書かれたスレッドを見つけました。
憲法なんて言わずもがな、新型コロナ特措法だってなにもいじらなくても、予算措置で手厚い所得保障と組み合わせれば十分ロックダウンと同等効果のある政策ができるし、すべきだ。と1年半年前から言っています。が、無能政府のために、それに手詰まり感が出てきてしまっている気がする。
— 小原隆治 (@koharatakaharu) August 21, 2021
このスレッドを投稿された早稲田大学の小原隆治先生とは、数年前に一度だけ国会前の抗議集会でご一緒させていただいたことがあります。
個人的にも、先生の主張を全面的に支持できるわけではないものの、このスレッドについては、全国民が目ん玉ひん剥いて熟読すべき内容と言えましょう。
今回のスレッドのキーワードは「合理性」。スレッドの中で何度も出てくる言葉で、小原先生は政府の政策のみならず、市民の側からも合理性が欠けていると指摘されています。
先述のように、GoToトラベルや五輪等の感染拡大に繋がる政策が強行され、市民には「自粛」を強制し、飲食店には無意味な時短営業を押しつける。市民の側でも、補償もなしに要求ばかりされていれば、従う気も失せます。
そこで打開策として戦線が挙げられているのが「政権交代」。
これについて、薄々感じている人は多いとは思いますが、小原先生はこれを文字化しました。
有効な政策を何一つ打ち出してこない現政権の元では、コロナの終息は無理です。
さらに小原先生は、なぜ「強制」ではなく「合理性」が重要なのかを、2000年代前半に進められた「平成の大合併」を例にとって説明されています。
先述の通り、私は小原先生の主張を全面的に賛成しているわけではありません。あえて明言を避けますが、本スレッド内にも首をかしげてしまうものもあります。とはいえ、現政権不支持でない人も含め、本スレッドについてはすべての国民が一通り目を通すべきだと思います。そして、日本でもコロナ禍が始まってから安倍・菅政権が何をしてきたのかを振り返った上で、年内に控えてIいる衆議院議員選挙の投票先を選定して欲しいと思います。
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