秋葉原に住むIT技術者の単なる雑記帳

東京の「経済的豊かさ」は全国最下位らしい

昨日、Mastodonのタイムラインを眺めていたところ、こんな記事の見出しが目に飛び込んできました。

 私は7年半前から東京都区内の現居住地に住むようになりました。その後、収入もいくらか増えています。しかしそれにもかかわらず、今よりもずっと収入の低かった埼玉県民時代と比べても、豊かな生活を送れているとは思えません。

 うっすらとは感じていたことがはっきりと文字化されて、自分の実感よりもさらに厳しい状況に愕然としてしまいました。


私が東京に引っ越した理由

 自分は2013年9月に東京都区内の幻居住地に引っ越してきましたが、ここを選んだ主な理由は次のとおりです。

  1. 通勤時間を圧縮できる。
  2. 都心に近く生活至便。
  3. 交通費を払わずに秋葉原のメイド喫茶に行ける(ぉぃ)。

 しかし、3番目の理由については、引っ越してきてから約1年ほどで崩壊してしまいました。すっかりメイド喫茶文化に対して嫌気がさしてしまい、2014年秋頃から徐々に行く頻度が下がりました。

 通勤時間を短く出来たことは自分にとっては有益だったと思っています。もっとも、それも1年以上続いているテレワークで、そのメリットがすっかり薄れてしまいました。

 生活についても、スーパーマーケットがありそうでないのが地味に不便です。もっとも、徒歩圏にヨドバシカメラがあるので別の意味で利便性が比類なく高まっていますが。

東京に住み続けることに対する懸念

 先述の記事の中でも述べられているように、東京は刺激的な場所です。特に自分は秋葉原電気街の徒歩圏におり、刺激を得るのには事欠きません。

 しかし、先述のメリットや刺激的であることを考慮したとしても、次のような懸念を払拭できません。

  1. 税金や生活費がとにかく高い。
  2. 居住物件も家賃に対するコストパフォーマンスが悪い。
    • 埼玉県民時代も現在に近い家賃を払っていたが、部屋はあちらの方がはるかに広かった。
  3. 人は多いが民度は案外低い。
  4. 都区内に住むことにした当初の目的の一部が崩壊している。

 1番目と2番目のために、結果的に可処分所得がずいぶんと圧縮されてしまっています。きちんと数字の裏付けをとったわけではありませんが、体感的には、埼玉県に住んでいたときのほうが娯楽に対してお金を掛けることが出来ていたように思えます。事実、東京都民になってから、関東外(親戚宅を除く)に旅行する機会はずいぶんと減りました。昨年は12年ぶりに大阪旅行を敢行しましたが、それにしてもかなり無理をしましたし。

もし東京を離れるならどこに引っ越すか?

 まあ、何だかんだ言って、(引っ越しの費用を捻出できないということもあるとはいえ)今住んでいるところをそれなりに気に入っているというのもウソではないので、自分は当面の間引っ越しの予定はありません。

 しかし、自分が埼玉を離れたときのように、やむを得ず幻居住地を離れざるを得なくなった場合、おそらく自分は引っ越し先を東京都内にすることはないと思います。

 とは言え、仕事の関係もあり、東京からあまりにも遠く離れたところを選ぶことも出来ません。ましてや自分は視力の関係で運転免許を取得することが不可能ですので、公共交通機関がある程度以上充実していることは絶対条件なのです。

 過去の経緯や地の利などを考えると、今後もし自分が引っ越す場合、都道府県レベルでいえば引っ越し先の第一候補は埼玉県になります。それも、かつて住んでいた志木の周辺か、学生時代に滞在していた旧浦和市(現在のさいたま市桜区あたり)が有力候補となります。もっとも、志木周辺の場合、東武東上線の人身事故発生率の高さがネックとなりますが。

 生活に必要な支出だけでなく、住環境や交通利便性などを考えると、あくまで個人的な主観ですが、埼玉あたりがバランスを取れているのではと思っています。

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