とりあえず引越先候補の物件をいくつか見てきた。しかし…
昨日は東京都世田谷区内の不動産会社に足を運び、引越先候補の物件をいくつか内覧してきました。
とは言いましても、引越先第一候補の世田谷区では残念ながら私の希望を満たしてなおかつ現在内覧可能な物件がなく、杉並区内の物件を数件見ておしまいになってしまいましたが。
そのうちの1件については先行申込可能となっていましたので、保険も兼ねて仮申込を実施しました。
入居可能時期が10月下旬以降とのことですので、無事審査を通過すれば、引越先を確保出来ることになります。また、あくまで仮申込で契約は先の話ですので、現段階ではまだ引き返すことも可能です。
とはいえ、今回物件を内覧して、やはり引越をとりやめたほうがよいのではという思いが強くなってしまいました。
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と言いますのも、内覧した物件に限らず不動産会社から提示された物件のすべてにおきまして、現在私が住んでいる部屋よりもすべての面で条件のよい部屋はなく、いくつか妥協しなければならない点が出てきてしまいました。
しかも、第一希望の世田谷区でそもそも私の希望に叶う物件がないというのも、自分の中で引っかかっています。
そりゃ、予算と内容の兼ね合いで私がかなり無茶を要求していることは自分でもわかっています。とはいえ、次の現場がどこになるのかもわかっていないとはいえ、山手線周辺になると仮定して、そのエリアに通勤することを考えるなら、京王線沿線であれば調布あたりが限界です。
個人事業主だと定期券も会社支給ではありませんので、どんなに家賃の安いエリアでも通勤時間が延びたり定期券代が高くなったりするのでは本末転倒なのです。そして、試しに物件検索アプリで調布以遠の物件を探してみても、確かに賃料は安いのですが世田谷区や杉並区よりもさらに住環境と言いますか物件の設備に難のあるところが多くなってしまいます。
今回仮申込をした杉並区内の物件は、現在居住中のためそれそのものを内覧することは出来なかったのですが(退去後に一応見ることはできるようだがその時点にはこっちが現居住地への退去届を出していなければならないため、後戻り出来ない)、同じ物件の別の部屋を見る限りでは、いくつか妥協点もあるとはいえまあ悪くはないのかなと思います。しかも賃料も現居住地の現時点のものよりも下がりますし。
とはいえ、それで秋葉原電気街徒歩圏という絶大なアドバンテージを捨ててでも引っ越すべきかどうかと冷静に考えると、正直唸ってしまいます。もちろん、上昇後の家賃を考えるとこれ以上今の部屋に住み続けることは私にとってはリスクです。しかし、生活利便性や交通の便、それに山手線周辺(京王線の場合は新宿)に出るまでの定期券代を加味したときに、長い目で見れば現居住地の家賃上昇を呑んだほうがよいのではという思いを、今の自分は捨て去ることが出来ません。否、昨日の物件内覧でますますその思いが強くなってしまいました。
当初、昨日中に引越是非の判断を下さないと間に合わない見込みでしたが、あと1週間程度であれば判断を先延ばし出来そうですので、お盆で業界が止まっている来週中にじっくり検討してから決めたいと思います。そして、今のところ、引越をとりやめる可能性は決して低くありません。
来週1週間は本当に悩みに悩み抜くと思います。